ブルーマジェンタ バラ-濃い赤紫色の色彩が際立つ-イパネマおやじ
ブルー マジェンタ(Blue Magenta)は、ランブラー系統でつる樹形の横張りタイプです。壁面などの広いスペースに誘引するとよい。5月中旬の、青空が一杯の晴れた日に「京成バラ園」に出かけました。開花のピークを迎え、全ての株がほぼ満開の状態でした。園内のイベントは、”鈴木省三氏生誕100年の記念イベント”や、”ベルサイユのバラ”の特設コーナーもあり盛り上がりをみせていました。
濃い赤紫色のロゼット咲き
- 円錐状の大きな房咲きになり、花つきがよい。
- 開花後に青味のある濃紫色に変化するバラ。
- シュートの元から枝先まで、多数の花枝を伸ばし、花つきがとてもよい。
- ブルー・マジェンタのシュートは300cm以上に伸びて、ランブラーとしては少し堅めだが誘引はしやすい。
- 遅咲きで、関東地方以西の平野では、開花期の気温が上昇すると赤味の強い色になることがある。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病には普通。共に月間3~4回以上の定期的な薬剤散布が必要。
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円錐状の大きな房咲きで花つきがよい
- 作出国:ベルギー
- 作出年:1900年
- 作出者:Louis Benoit Van Houtte
- 系統:[HMult] ハイブリッド・ムルティフローラ (ランブラー)
- 交配親:
- 咲き方:一季咲き
- 花形:ポンポン咲き
- 花径:小輪(3cm・花弁数26~40枚)
- 香り:中香(スパイシー系)
- 樹形:つる性
- 樹高:350cm
- 撮影:京成バラ園 2016年5月
一季咲きのランブラーローズは夏場の緑葉や秋の紅葉も楽しめる
バラ園の風景:春の旧古河庭園
園芸メモ・バラの栽培用語:サイド・シュート⇒枝の途中から発生する勢いのある太い新梢。