クィーンマザー バラ-花つきがよくシーズンを通して秋まで咲く-イパネマおやじ
クィーン マザー (Queen Mother) は、とても可愛らしい花形とコンパクトな樹形で、鉢植えやコンテナ栽培で育ててみたい品種ですね。
淡い桃色の可愛らしい半八重平咲き
- 花つきが非常によく、数輪の房咲きになる。
- 枝は分枝が多く発生して、強く横に伸びて、ややシュラブ樹形のようになります。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに非常に強い。病害が発生することは非常に稀だが、月間1回程度の薬剤散布はしておきたいものです。
- 一般的に、秋も開花する四季咲きのバラは、8月に弱い剪定をします。(つるバラは除く)
- 秋の花に備えるには、8月の中旬~下旬から9月10日頃迄に剪定しないと開花しない。
- 基本的に秋も開花する四季咲き性のバラは、夏の時期に弱い剪定をします。(注:つるバラは剪定しません)
- ハイブリッドティー系、フロリバンダ系は、一般的に8月下旬から9月10日頃までに剪定を行います。
- 四季咲きの半つる性、木立ち性のイングリッシュローズ、オールドローズ、ポリアンサローズなども同様に剪定を行い、秋の開花の準備をします。
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葉は明緑色でよく茂る
- 品種名:クィーン マザー Queen Mother
- 作出国:ドイツ
- 作出年:1991年
- 作出者:W. Kordes & Sons
- 系統:[F] フロリバンダ
- 交配親:Rosa wichuraiana Crép. synonym の実生 × Toynbee Hall
- 咲き方:四季咲き
- 花形:半八重平咲き
- 花径:小中輪(5cm・花弁数9~16枚)
- 香り:微香
- 樹形:半横張り性
- 樹高:90cm
- 撮影:生田緑地ばら苑 2015年5月
シーズンを通して晩秋まで咲き続ける
バラ園の風景:
園芸メモ・栽培用語:挿し木⇒葉や茎、根などの植物体の一部を切り取り、用土に挿して発芽、発根させること。