ゴールデンセプター バラ-くすみの無い純黄色の整形花-イパネマおやじ
ゴールデン セプター (Golden Scepter) は、戦後まもなく作出された純黄色の整形バラで、交配親として多くの良花が誕生しました。
剣弁高芯咲きの整形花
- 別名をスペックスイエローとも呼ばれるバラ。
- ゴールデン・セプターは花色が濃くコントラストのよい品種。
- このバラの優れた花姿は、多くの名花といわれるバラの交配親となった。
- 花つきがよく、少し遅れて咲き出すが晩秋まで繰り返し咲き続ける。
- 耐病性は、うどんこ病には普通。黒星病には弱い。黒星病の予防のための定期的な薬剤散布が必要です。
- 黒星病の防除→雨のあたる場所で発生しやすい。鉢植えなどは、雨を避けて軒下や屋内などに置くか、雨が降るときは軒下などへ移しましょう。4月~11月の間の、気温が20~25℃位の環境で多発します。
- 一度発生すると完治するのに、大変な手間がかかるので、早期に発見して病葉を摘み取り、薬剤を散布します。
- 古株の場合は、昨年に発生した株には、薬剤散布など早めに3月から防除を始めましょう。
- 株全体の風通しをよくする。落ちた葉は、早めに拾って処分する。雨降りにより、病原菌が付着した地表の土からの、雨水のはね上がりを防止するために株元にワラなどを敷いてマルチングをします。
交配親として多くの良花を生み出した
- 作出国:オランダ
- 作出年:1947年
- 作出者:Jacobus “Jac” Verschuren-Pechtold
- 系統:[HT] ハイブリッドティー
- 交配親:Golden Rapture × Seedling
- 咲き方:四季咲き
- 花形:剣弁高芯咲き
- 花径:大輪(10cm・花弁数26~40枚)
- 香り:微香
- 樹形:半横張り性
- 樹高:120cm
- 撮影:神代植物公園 2014年10月、2015年5月
早咲きだが花つきはよいバラ
バラ園の風景:
園芸メモ・栽培用語:高木⇒樹木の丈が高くなる性質の木。一般的には5m以上を高木と呼びます。