シカゴピース バラ-名花ピースの枝変わり品種-イパネマおやじ
シカゴ ピース (Chicago Peace) は、枝変わりの元になる兄弟のピースは、あまりにも有名な品種で、現代バラの基礎になったバラです。その枝変わりの、本品種は豊満な花姿の巨大輪です。
ピンク~オレンジ色で弁底が黄色
- ピンクからオレンジ、黄色のグラデーションが美しいバラです。
- 名花ピースの枝変わりの中でも最優秀品種です。
- 強健性で樹勢があり、花は15cm前後の巨大輪に生長するバラ。
- 耐病性は、うどんこ病・黒星病ともに普通。月間3回以上の定期的な薬剤散布をしましょう。
- 薬剤散布の前に⇒できるだけ農薬などの薬品を使わずにバラを育てる方法には、コンパニオンプランツの活用があります。
- バラの周辺に、害虫の忌避効果や病気に対して抗菌作用のある植物を植えることにより発生や蔓延を抑えようというものです。
葉は濃緑色で照り葉が美しい
- 作出国:アメリカ
- 作出年:1962年
- 作出者:Stanley C. Johnston
- 系統:[HT] ハイブリッドティー
- 交配親:Peaceの枝変わり
- 咲き方:四季咲き
- 花形:半剣弁高芯咲き
- 花径:巨大輪(15cm・花弁数45~60枚)
- 香り:中香(ティー香)
- 樹形:半横張り性
- 樹高:150cm
- 撮影:生田緑地ばら苑 2014年11月、2015年5月
- 花色を除けば、ほぼピースと同じ性質で強健種
バラ園の風景:春の谷津バラ園
園芸メモ・栽培用語:切り戻し⇒株の姿を整えるために、枝や茎を適度な長さに切り取ること。(同義=ピンチ)