ザンブラ バラ-蛍光色のようなオレンジ色の中輪花-イパネマおやじ
ザンブラ (Zanbura) は、 オレンジ色の花弁で、中心が明るい黄色で明るく輝いて見えることから、光るバラと称されたバラです。
ザンブラは明るいオレンジ色のバラ
- 3~7輪の房咲きになり、花つきがよいバラ。
- シュートの発生が少ないので、古枝を大切に管理しましょう。
- 若い枝はトゲが多いが、古くなるとトゲが落ちて樹肌が荒れてきます。
- 枝変わりにつる性の「つるザンブラ」があります。
- 耐病性は、うどんこ病には強い。黒星病には弱い。黒星病の防除対策をしましょう。
- 黒星病の防除→黒星病は、雨があたる場所で発生しやすい。鉢植えは、雨のあたらない軒下や屋内を定位置にするか、雨が降るときは軒下などへ移動させましょう。
- 4月~11月の、気温が20~25度になると多発します。一回発生すると完治するのに、大変な手間がかかるので、早期に発見して病葉を摘み取り、薬剤を散布します。(3日で3回の目安で定期散布をする)
- 古株の場合、昨年に発生した株には、バラが活動を始める初期の3月前後から薬剤散布などの防除を始めましょう。
- 株全体の風通しをよくする。落ちた葉は、早めに拾って処分する。雨降りにより、病原菌が付着した地表の土からの、雨水のはね上がりを防止するために株元にワラなどを敷いてマルチングをします。
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ザンブラの葉は濃緑色で照り葉
- 作出国:フランス
- 作出年:1961年
- 作出者:Marie-Louise (Louisette) Meilland
- 系統:[F] フロリバンダ
- 交配親:(Gokdilocks × Fashion) × (Gokdilocks × Fashion)
- 咲き方:四季咲き
- 花形:丸弁平咲き
- 花径:中輪(8cm・花弁数9~16枚)
- 香り:微香
- 樹形:横張り性
- 樹高:100cm
- 撮影:神代植物公園 2015年5月
丸弁平咲きの弁芯が黄色くなる中輪花
バラ園の風景:
園芸メモ・栽培用語:苦土石灰⇒苦土〔マグネシウム)を含んだ石灰岩から作られたもの。苦土炭カルとも呼ばれ、アルカリ性で肥料ではないが、酸性の土を改良し中和するときに利用されます。