シュネーバルツァー バラ-花枝が短めでブーケのようになる-イパネマおやじ
シュネーバルツァー (Schneewalzer) は、アイボリーホワイト色の生地で弁芯が淡黄色の大輪咲きです。つるバラとしては大輪咲きで、花径が12cm近くもあるLCl〔ラージ・フラワード・クライマー)系統です。
外弁は白色で弁芯は淡黄色のつる性
- 整った半剣弁高芯咲きで大輪のつるバラ、花名は”雪のワルツ”という意味です。
- アイボリー色で、中心がアプリコット色を帯びてきます。
- 花首が短く、1~5輪の房咲きになるつるバラ。
- 花つきがよく、春から秋にかけてくり返し咲きます。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに強い。月1回程度の薬剤散布をすれば病害はほぼ発生しません。
- 薬剤散布の前に⇒健全に生育している植物は、耐性も強く回復力も高いといえます。病害虫対策を考えるとき、つい薬剤に頼ってしまいますが、まずはそのバラが弱ってきた原因を同時に考える必要があります。
- 園芸品種のバラは原種に比べて耐病性、耐害虫性が弱い傾向にあるので、最近では予防的なオーガニック栽培も増えてきています。
- できるだけ農薬などの薬剤を使わずにバラを育てる手法として、まずコンパニオンプランツを植えてみてはいかがですか。バラの周辺に、害虫の忌避効果や病気に対して抗菌作用のあるものを植えることにより発生や拡散を防止しようという方法です。
※ バラの手入れや病害虫の防除⇒トップページ「園芸・作業」をクリックしてください。
枝が太くて堅いのでフェンス仕立てにする
- 作出国:ドイツ
- 作出年:1987年
- 作出者:Hans Jürgen Evers
- 系統:[LCl] 大輪咲きクライミング・ローズ
- 交配親:
- 咲き方:繰り返し咲き
- 花形:半剣弁高芯咲き
- 花径:大輪(12cm・花弁数17~25枚)
- 香り:微香
- 樹形:つる性
- 樹高:350cm
- 撮影:生田緑地ばら苑 2014年6月
花枝が短くブーケのような咲き方をするバラ
バラ園の風景:
園芸メモ・栽培用語:鹿沼土⇒栃木県鹿沼市周辺で産出され、軽石質の火山砂礫が風化したもの。黄色い粒状土で、微塵(みじん)をふるいにかけて使用します。排水性、保水性、通気性に優れているが、少し酸性が強い園芸用土です。