セバスチャンクナイプ バラ-白地に淡い桃色で丸弁ロゼット咲き-イパネマおやじ
セバスチャン クナイプ (Sebastian Kneipp) は、米国バラ会などの分類では、ハイブリッドティー系統に分けられるが、日本ではつるバラのように枝が伸びるので、つるバラとして扱うことが多い。
白色に近い淡桃色でアンティークタッチ
- 枝は元気に伸長して、細くて誘引しやすいので、フェンスなどの仕立てが容易です。
- 冬に短く剪定して、木立ち性として春から秋まで咲かせることが出来る。
- 肥料の施し過ぎに注意しましょう。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。月間3~4回薬剤散布をして、病害の発生を未然に防ぎましょう。
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- 肥料を施す→若い苗や四季咲き性品種には「夏の追肥」を施します。適期は8月下旬~9月上旬で、目的は秋の開花に向けての準備です。
- お礼肥と同じ肥料を同量、株元に施します。樹勢の強弱によって、施す量の調整をしましょう。
- 樹勢が強い品種には少なく、弱い又は普通の品種には少し多めに施します。株の様子を観察しながら適量を施してください。
春の花後も気ままに返り咲きます
- 作出国:ドイツ
- 作出年:1997年
- 作出者:W. Kordes & Sons
- 系統:[HT] ハイブリッドティー(日本では、枝がよく伸びるので、つるバラとして扱われる)
- 交配親:
- 咲き方:返り咲き
- 花形:丸弁ロゼット咲き
- 花径:大輪(10cm・26~40枚)
- 香り:中香
- 樹形:開帳型・半つる性
- 樹高:150cm
- 撮影:京成バラ園 2014年5月
トゲは多いが枝が細いので誘引が簡単
バラ園の風景:春の谷津バラ園
- 園芸メモ・栽培用語:土壌改良→
- 水はけと肥料もちのよい土壌であれば土質は選びません。水はけの悪い土壌にはパーライトを配合して、通気性、排水性を高めます。
- 保肥力を高めるためには、バーミキュライトやゼオライトなどを混ぜ合わせます。必要ならば有機物の多い、完熟堆肥や完熟腐葉土も一緒に混ぜ込んでおきましょう。
- 培養土の水はけが悪いと、株が生長障害を起こして腐りやすくなるので、排水性のある土壌作りを心がけましょう。
- 有機物の多い土で栽培されたバラは健全に育ち、病気の抵抗力が高まります。