ストロベリーヒル バラ-花枝が長くしなるように咲く様が繊細-イパネマおやじ
ストロベリー ヒル (Strawberry Hill) は、繊細な花びらはオレンジ色がかったサーモンピンクのロゼット咲き。ダマスク香と相まって魅力を引き立てます。
やわらかなオレンジ色がかったローズピンク
- 数輪の房咲きになり、花つきは普通。
- ミルラ香が混じった芳香を漂わせるバラ。
- 花枝がストレートに長く伸びて美しいバラ。
- 横張り性なので広い場所で、自然樹形で育てるのがお勧め。
- アーチやオベリスクなどに誘引して仕立てるのも見ごたえがあります。
- 耐病性は、うどんこ病には強い。黒星病には普通。黒星病の防除のために、月間3~4回以上の定期的な薬剤散布が必要。うどんこ病の防除は、月間1回程度でよいから薬剤散布をしておけば、より順調な生育が望めます。
- 園芸メモ:バラの香り・ミルラ香→
- 明るい緑色の葉とピンクの花色が映えるバラ 英語の表記は”Myrrh”、コンミフォラ属の樹木の幹に切り込みをつけ、分泌される樹液を固めたものです。
- ミルラ(没薬)は、決して強烈な香りではありませんが、ほのかに漂うような香りが上品で魅力のある香りです。
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鮮やかな緑色の照り葉がピンクの花色を引き立てる
- 作出国:イギリス
- 作出年:2001年に、Dabid Austin が作出
- 作出者:2006年に、Dabid Austin Limited が発表
- 系統:[S] シュラブ(イングリッシュローズ)
- 交配親:実生 × 実生
- 咲き方:返り咲き
- 花形:ロゼット咲き
- 花径:中大輪(9cm・花弁数41枚+)
- 香り:強香
- 樹形:シュラブ樹形(開帳タイプ)
- 樹高:150cm
- 撮影:生田緑地ばら苑 2014年10月
ダマスク香にミルラ香がミックスした芳香がある
バラ園の風景:春の谷津バラ園
園芸メモ・栽培用語:過湿⇒用土の中の水分が多すぎる状態。多くの場合、用土が乾くことなく常に水分がある状態をいう。このような場合の花木は、光合成速度の低下、寿命の変化、小型化などになりやすい。