二コル バラ-春は数輪の房咲きになりとても花つきがよい-イパネマおやじ
ニコル (Nicole) は、樹形がコンパクトにまとまるので花壇の前方に植えると、全体が華やかになり他の植物も引き立ちます。
白地にピンクの覆輪が入るバラ
- 咲き進むにつれ、弁端はフリルがつきピンク色が濃く広がるバラです。
- ニコルは花つきがよく、3~5輪の房咲きになるバラ。
- 新しいシュートが出にくいので、手入れを怠らずに古い枝を大切にしましょう。
- 耐病性は、うどんこ病には普通。黒星病には弱い。黒星病の発生を防ぐために、枝葉の茂り過ぎに注意。1週間~10日に1回以上の定期的な薬剤散布が必要です。
- 黒星病の防除→黒星病防除の基本はマルチングであるとされています。敷きワラを施し雨水などの跳ね上がりを防止しましょう。
- 黒星病の菌は土中に潜みます。土中のバラの葉片などに付着して越冬すると考えられています。これが降雨時に土から飛散し直上の葉裏に付着し感染が起こるとされます。落ちた葉はこまめに拾って処分し、発生源をなくします。
- 肥料管理ではチッ素過多にならないよう、バランスの良い肥料やりを心がけます。鉢植えの場合なるべく雨に当たらないようにしましょう。
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花もちがよく美しい花色を長く保ちます
- 作出国:ドイツ
- 作出年:1985年
- 作出者:Reimer Kordes
- 系統:[F] フロリバンダ
- 交配親:実生 × Strawberry Ice
- 咲き方:四季咲き
- 花形:丸弁咲き
- 花径:中輪(8cm・花弁数26~40枚)
- 香り:微香
- 樹形:半横張り性
- 樹高:80cm
- 撮影:京成バラ園 2014年5月
コンパクトな樹形にまとまるので鉢植えにも向いている
バラ園の風景:
園芸メモ・バラの栽培用語:照り葉⇒葉の表面に光沢があること。