桜霞 バラ-花つき花もちが素晴らしいと感嘆させられる品種-イパネマおやじ
桜霞 (Sakuragasumi) は、名前が表すように満開になると桜の霞がかかったように、周囲の景色を包み込んでしまうほどの、素晴らしい花つきが魅力です。
淡桃色がかったサーモンピンクのバラ
- 桜霞は花つき、花もちがよく、大房になって咲きます。
- シュートは出にくいが、初期に出たシュートが太く育ちます。
- 樹高90cm程のシュラブ樹形〔横張りタイプ)です。
- 四季咲き性が強くピンク色の小花が次々と咲き続けます。
- 花形の表記は、半剣弁平咲きだが、花弁の反り返りがありまいないので、丸弁咲きの方がピッタリときます。
- 枝変わりに「つる桜霞」がある。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。病害に感染しやすいが、仮に感染しても症状は軽い。定期的な薬剤散布(月間3~4回)をすれば、まず病害は発生しない。
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桜霞はコンパクトな樹形で花壇の前面で引き立つ
- 作出国:日本
- 作出年:1988年
- 作出者:鈴木省三 氏
- 系統:[F] フロリバンダ
- 交配親:Faberge × ポリアンサ系の実生
- 咲き方:四季咲き
- 花形:半剣弁平咲き
- 花径:小輪(4cm・花弁数17~25枚)
- 香り:微香
- 樹形:横張り性
- 樹高:90cm
- 撮影:神代植物公園・バラ園 2014年6月
コンパクトな樹形で鉢植えにも向いているバラ
バラ園の風景:
園芸メモ・バラの栽培用語:長尺苗⇒つるバラの、枝が長い状態で販売される鉢苗の形態。品種により伸び方が異なるので、「何cm以上が長尺」という基準はなく便宜上の呼び方。一般的には二年苗以後の苗で、今年~来年度の開花が見込める苗。