のぞみ バラ-遅咲き強健でよく分枝するミニバラ-イパネマおやじ
のぞみ (Nozomi) は、淡い桃色の小輪花です。つる性のミニチュアバラで、グランドカバーにも適する強健な品種です。
淡い桃色の小輪一重咲きのバラ
- 遅咲きで、房咲きになり花もちがよい。
- 枝は分枝が多く、匍匐するように放射状に伸びる。高低差がある場所は、支えがないと下垂する。
- 和の庭でも、他の花と調和してまとまる。グランドカバーとしても適するつるバラ。
- 英国王立園芸協会の”アワード・オブ・ガーデン・メリット”に日本のバラで唯一受賞しています。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに強い。ただし、ハダニには注意が必要です。
- ハダニ対策→春から発生するが、特に暑い夏が活発になります。
- ハダニは加湿を嫌うのだが、梅雨シーズンに徐々に広がり、真夏に大発生するので梅雨の時期に防除します。
まず、ハダニを水道水で洗い流してから、殺ダニ剤で駆除します。成虫用薬剤は殺卵効果の無いものが多いので、殺卵剤を交互に散布しましょう。
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のぞみは世界中で栽培されている人気のバラ
- 作出国:日本
- 作出年:1968年
- 作出者:小野寺透 氏
- 系統:[Cl Min] クライミング・ミニチュア・ローズ
- 交配親:Fairy Princess × Sweet Fairy
- 咲き方:一季咲き
- 花形:小輪一重咲き
- 花径:小輪(3cm・花弁数4~8枚)
- 香り:微香
- 樹形:這い性
- 樹高:120cm
- 撮影:生田緑地ばら苑 2015年5月
のぞみは一重咲きの小輪つるバラ
バラ園の風景:港の見える丘公園
園芸メモ・バラの栽培用語:接ぎ口⇒接ぎ穂と台木の接合部。