バルバラ バラ-赤みのある桃色から赤紫色へ変わる-イパネマおやじ
バルバラ(Barbara)は、花弁数が多くボリュームのある半剣弁抱え咲き大輪種です。
桃色がかった赤色からパープリッシュカラーに変わる
- バルバラの枝は、細めで直立に伸びて、トゲは少ないバラ。
- 成株になるにしたがって樹形がまとまり、花つきもよくなる。
- 乾燥に強く、耐暑性もあるので温暖地の栽培に適するバラ。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。1週間~10日に1回以上の定期的な薬剤散布は欠かせません。
- うどんこ病の防除→一般的にうどんこ病防除には、月間3~4回以上の定期的な薬剤散布が必要です。その他の注意点は、気温15~25℃になると発生しやすくなる。
- 比較的気温が冷涼で、雨が少なく乾燥した状態や、チッ素肥料のやりすぎで枝葉が茂りすぎたり、密植して日当たりや風通しが悪い環境でも発症しやすくなります。
※ バラの手入れや防除→トップページ「バラの園芸・作業」をクリックしてください。
フランスのシャンソン歌手バルバラに捧げられたバラ
- 作出国:フランス
- 作出年:2006年
- 作出者:Gaujard
- 系統:[HT] ハイブリッドティー
- 交配親:
- 咲き方:四季咲き
- 花形:半剣弁抱え咲き
- 花径:大輪(10cm・花弁数17~25枚)
- 香り:中香(ダマスク香)
- 樹形:半直立性
- 樹高:150cm
- 撮影:谷津バラ園 2014年5月
フランスの名門育種家ゴジャール社作出のバラ
バラ園の風景:春の神代植物公園
- 園芸メモ・バラの栽培用語:パテント⇒
- 特許のことです。バラにも、新たに品種を作出した際に、保護するためにパテントが付けられます。
- 種苗法という法律により、権利が保護されている。何度か法改正が行われていて、作出年により保護期間が異なるが18~30年間保護される。
- パテントが付いている品種は、勝手に繁殖や販売は禁止されている。販売されている苗に、添付表示されています。