ヒストリー バラ-丸く包み込むようなロゼット咲き-イパネマおやじ
ヒストリー (History) は、3~5輪の房咲きになり、花つき花もちがよいバラ。
ローズピンクのソフトな花色で丸みのあるロゼット咲きになるバラ
- 卵形のツボミから開花してロゼット咲きになるバラ。
- 株全体に大輪の花が房咲きになり見映えのよい華やかなバラです。
- 樹形は強い横張り性で、大きなトゲがある。
- 成株になると、ベーサルシュートの発生が少なくなるので、若木の生長期に夏の水やりをマメにしてシュートを発生させ株をつくる。
- 枝変わりに「つるヒストリー」があります。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。月間3~4回以上の定期的な薬剤散布は怠らないようにしましょう。
※ バラの手入れや病害虫の防除⇒トップページ「バラの園芸・作業」をクリックしてください。
ツボミが出揃って株全体を覆うように並ぶバラ
- 作出国:ドイツ
- 作出年:2002年
- 作出者:Hans Jürgen Evers (Tantau Roses)
- 系統:[HT] ハイブリッドティー
- 交配親:
- 咲き方:四季咲き
- 花形:ロゼット咲き
- 花径:大輪(10cm・花弁数34~40枚)
- 香り:微香
- 樹形:横張り性
- 樹高:130cm
- 撮影:京成バラ園 2014年6月
ロゼット咲きで、弁端が反り返って咲く
バラ園の風景:春の横浜イングリッシュガーデン
- 園芸メモ・バラの栽培用語:秋剪定⇒
- 秋の花に備えるには、8月の中旬~下旬から9月10日頃迄に剪定しないと開花しない。
- 基本的に秋も開花する四季咲き性のバラは、夏の時期に弱めの剪定をします。(注:つるバラは剪定しません)
- ハイブリッド・ティ、フロリバンダは、全国的に8月下旬から9月10日頃までに剪定を行います。四季咲きの半つる性、木立ち性のイングリッシュローズ、オールドローズ、ポリアンサローズなども同様に剪定を行い、秋の開花の準備をします。
- 他にも、花の咲かない枝や弱った枝を切り戻して春の開花枝を少し切り詰める、弱めの剪定を行います。
- バラの枝を切り戻すと、50~55日で次の花が咲くのが開花のサイクルです。10月に綺麗なバラを咲かそうとすると、この時期の剪定が理想とされます。
- ”剪定のポイント”四季咲きの半つる性、木立ち性オールドローズ、イングリッシュローズは上部1/3で切り戻します。フロリバンダ、ポリアンサ、パティオローズも初夏に切り戻しますが、位置は一番上の5枚葉の位置で切ります。