ピカソ バラ-弁端に糸覆輪が入る世界初のハンドペイント品種-イパネマおやじ

ピカソ (Picasso) は、弁端に糸覆輪や白色のカスリや筋が入る、ハンドペインテッド品種です。出現は、季節や環境によって異なります。

ピカソはフロリバンダ系統です

朱色の花色で弁裏が白色のバラ

  • 数輪の房咲きになり、花つきはよい。ただし、春は花つきがよいが、秋は花数が少ないバラ。
  • ピカソの枝は細く、しなやかで少しうなずき気味に咲きます。
  • 半横張り性で、細い枝がたくさん茂り株全体を覆うように花が咲く。
  • 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。1週間~10日に1回以上の定期的な薬剤散布は欠かせません。
  • 病気に強い品種も、月間1回程度の薬剤散布をして予防対策をしておくことで、より順調な生長が促進されます。

※ バラの手入れや病害虫の防除⇒トップページ「バラの園芸・作業」をクリックしてください。

ピカソは四季咲き性です

ピカソの樹高は約90cmです

ピカソは朱色で中輪サイズの花弁

ピカソは半横張り性の樹形です

バラの仕切りライン大

コンパクトな樹形は鉢栽培にも向いている

  • 作出国:イギリス
  • 作出年:1966年
  • 作出者:Samuel Darragh McGredy 4世
  • 系統:[F] フロリバンダ
  • 交配親:Marlena × [Evelyn Fison × (Orange Sweetheart × Frühlingsmorgen)]
  • 咲き方:四季咲き
  • 花形:丸弁半八重咲き
  • 花径:中輪(8cm・花弁数13~21枚)
  • 香り:微香
  • 樹形:半横張り性
  • 樹高:80cm
  • 撮影:相模原北公園 2015年5月・2016年10月

季節や環境により花色やかすりが変化するバラ

バラ園の風景:

横浜イングリッシュガーデンの風景

  • 園芸メモ・バラの栽培用語:根腐れ⇒
  • 根が腐ってしまうこと。主な原因は多湿によるもので、水分や養分を吸収する根の機能が働かなくなるので、深刻な生育障害をおこします。
  • よくある例は、土壌が乾いていない状態で多量の水を施していることです。
  • 水はけが悪かったり、土がまだ水分を含んでいるのに、余分に水を施して過湿状態になり根腐れを起こしてしまう。
  • 特に鉢栽培でやってしまいがちです。定期時間に自動的に施すのではなく、植物が水を欲しがっているかを観察しましょう。

バラの仕切りライン大