ブラスバンド バラ-花弁数が多くボリュームのある花弁-イパネマおやじ
ブラス バンド (Brass Band) は、明るいオレンジ色で花弁数が40枚程のボリュームがある波状弁平咲きです。樹形がコンパクトでまとまりがよく、鉢栽培にも適しています。
深みのあるオレンジ色が美しい八重咲き
- 数輪の房咲きになり、花もちがよいバラ。
- 気温の低いうちの一番花は暖かい橙色で、高温期の二番花はすっきりした杏黄色になります。
- 半横張り性の株は、コンパクトにまとまり鉢栽培にも適するバラ。
- 年数の経過と共に、ベーサル・シュートは出にくくなるが古枝によく花が咲きます。
- 耐病性は、うどんこ病には強い。黒星病には普通。
- 黒星病の対策→一般的な黒星病の防除法はマルチングが有効とされています。敷きワラを株元に施すのは、水の跳ね上がりを防止して、葉裏に菌が付着するのを防ぐためです。
- 黒星病は地中に潜んでいるので、落葉などは放置しないで速やかに焼却するか、ゴミ袋に回収しましょう。
※ バラの手入れや病害虫の防除⇒トップページ「バラの園芸・作業」をクリックしてください。
株のまとまりがよく鉢植えにも適する
- 作出国:アメリカ
- 作出年:1994年
- 作出者:Jack E. Christensen
- 系統:[F] フロリバンダ
- 交配親:Gold Bunny × Holy Toledo
- 咲き方:四季咲き
- 花形:波状弁平咲き
- 花径:中輪(8cm・花弁数30~41枚)
- 香り:微香
- 樹形:半直立性
- 樹高:100cm
- 撮影:谷津バラ園2014年10月 京成バラ園2014年11月
秋の花は春ほどには鮮明なオレンジ色にならない
バラ園の風景:
- 肥料を施す→
- 腐葉土や牛糞などの堆肥は基本用土として、そして植物を生長させるために必要なチッ素・リン酸・カリとマグネシウムなどが肥料です。
- 芽が萌えだしたら施すのが、追肥と呼びます。一番花が咲いた後に施すのがお礼肥、これには速効性の化成肥料を施します。(1株当たり50gが目安)頻度は化成肥料なら月1回、液体肥料なら月2回が目安です。
- 有機肥料を寒肥として冬に施しますが、これらは分解が遅く冬を越した芽出しの頃に効かせるために12月下旬頃までに施しておきます。
- 春から秋の生育中は、置き肥として固形肥料を5~6個を土の上に置き、月に1回取り替えます。また、追肥として液肥を規定倍率に薄めて、芽の伸長にあわせて株周りに数回に分けて行ってください。