ブラックバッカラ バラ-焦げ茶色を帯びた黒赤色で整った花容-イパネマおやじ
ブラック バッカラ (Black Baccara) は、黒赤色系の品種の中でも、最も黒いバラの一つです。黒赤系にしては、日焼けしにくいのも特徴です。
最も色の濃い黒バラの一つ
- 数輪の房咲きになり、小振りながら花つき花もちがよいバラ。
- 少し焦げ茶色を帯びた濃黒赤色の花色で、半剣弁高芯咲きのバラ。
- 弁質が厚くて優れているので、花もちがよい。
- 花枝が細長くトゲが少ないので、切り花用として利用される。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。1週間~10日に1回以上の定期的な薬剤散布は欠かせません。
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枝は細めで葉も小さくて切り花に適する品種
- 作出国:フランス
- 作出年:2000年に、Jacques Mouchotte が作出
- 作出者:2000年に、Meilland International が発表
- 系統:[HT] ハイブリッドティー
- 交配親:Celica × Carte Noir
- 咲き方:四季咲き
- 花形:半剣弁高芯咲き
- 花径:中大輪(9cm・花弁数41枚+)
- 香り:微香
- 樹形:半直立性
- 樹高:150cm
- 撮影:生田緑地ばら苑、横浜イングリッシュガーデン 2015年10月
黒バラにありがちな日焼けがほとんどない
バラ園の風景:春の京成バラ園にて
園芸メモ:一年枝⇒その年に伸びた枝のこと。(同義=当年枝、本年枝)