ブラッシングノックアウト バラ-無農薬栽培も可能な強健種-イパネマおやじ
ブラッシング ノック アウト (Blushing Knock Out) は、特筆できる程の病気に強いバラです。月間1回程度の薬剤散布をしておけば更に安心です。
育てやすくて人気のある四季咲きバラ
- 花つきがよく、丈夫で育てやすい。
- 株が大きくならないので鉢植えにも適しているバラ。
- 春から晩秋まで次々と花を咲かせて楽しませてくれるバラ。
- 花名のノック・アウトは、耐病性に優れていることから名付けられました。
- 数多くの花が、絶え間なく咲き続けます。次々と上がってくるツボミのためにも、花後の花ガラ摘みをまめにします。
- ノック・アウトの枝変わり品種、他には「ピンク・ノック・アウト」、「レインボー・ノック・アウト」があります。
- 耐病性は、うどんこ病には強い。黒星病にはとても強い。月間1回程度の薬剤散布をしておけばより順調な生育が期待できます。
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花色のピンクは少々色合いが移り気です
- 作出国:フランス
- 作出年:2001年に、John M. Bell が発見
- 作出者:2004年に、Star Roses が発表
- 系統:[F] フロリバンダ
- 交配親:ノック アウトの枝変わり
- 咲き方:四季咲き
- 花形:丸弁平咲き
- 花径:中輪(8cm・花弁数4~11枚)
- 香り:微香
- 樹形:半横張り性
- 樹高:90cm
- 撮影:京成バラ園・谷津バラ園 2014年6月
春の花後から秋まで繰り返し咲き続ける
バラ園の風景:
- 薬剤散布→
- バラは病気や害虫の被害が発生しやすい植物です。大切なのは、丈夫で健康に育てることで、病害の被害にあいにくい株に育てることです。
- それでも、うどんこ病や黒星病、アブラムシはすぐに発生するので、4月から10月の生長期間中は、月間2~4回以上の薬剤散布は欠かせません。
- さらにハダニ対策も必要です。栽培する本数が少なければスプレー缶で、多数を栽培する場合は、農薬散布用の噴霧器が効率よく便利です。
- 秋になると病害虫が復活→9月になると朝夕の気温が下がり、涼しくなります。今まで潜伏していた病害虫も活動的になってきます。夏は乾燥しているので、発生の少なかった黒星病、うどんこ病も一雨ごとに増加してきます。土中のコガネムシの幼虫や、バラの幹中に潜伏していたカミキリムシの幼虫(テッポウムシ)も株に致命的な被害を与えかねません。
- 葉が病害虫で落葉したり傷つくと、蕾の生長にも影響を及ぼすので、早急に対処しましょう。
- 9月に発生する病害虫→黒星病、うどんこ病、アブラムシ、コガネムシ(成虫)、ヨトウムシ、イラガ、カミキリムシの幼虫(テッポウムシ)、チュウレンジハバチ