フリージア バラ-濃黄色で褪色が少ない中輪咲き-イパネマおやじ
フリージア (Friesia) は、澄んだ鮮やかな黄色の花色と、フルーティーな芳香が特徴です。雨などによる褪色も少なく、長~く鮮やかな黄色の花色を楽しませてくれます。
鮮明な黄色の花で散り際まで褪色が少ない
- 数輪の房咲きになり、花つきがよい。花もちは中程度です。
- 20弁ほどの大きな花弁を持ち、満開になっても褪色しない品種。
- 咲き始めの花弁は綺麗に巻いた抱え咲きで、満開の際には剣弁平咲きになる
- 中輪系では数少ない芳香があります。
- 耐病性は、うどんこ病・黒星病に対して共に強い。黄色系品種の中でも耐病性がある品種です。
- 病気に強い品種も、月間1回程度の薬剤散布をして予防対策をしておくことで、より順調な生長が促進されます。
- 一般的に、日当たりや風通しの悪い場所では、うどんこ病が発生しやすくなります。もし環境が悪い場所に植える場合は、うどんこ病に対する耐病性が優れている品種を選ぶ必要があります。黒星病は雨に当らなければ発生しにくいので、黒星病に弱い品種は鉢植えにして、雨よけのできる場所に置きましょう。
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鉢植えやプランター栽培にも適する
- 作出国:ドイツ
- 作出年:1973年
- 作出者:Reimer Kordes
- 系統:[F] フロリバンダ
- 交配親:Friedrich Worlein × Spanish Sun
- 咲き方:四季咲き
- 花形:抱え咲き~剣弁平咲き
- 花径:中輪(8cm・花弁数25~40枚)
- 香り:中香(フルーツ香)
- 樹形:半横張り性
- 樹高:90cm
- 撮影:神代植物公園 2014年5月
春になると真っ先に咲く早咲き品種
バラ園の風景:
園芸メモ・栽培用語:メリクロン(生長点培養)⇒新しく伸びかけた芽の中から、1mm程の生長点を取り出し無菌の培養基の中で増やす方法のこと。親株と同じ性質のものが幾つも作りだせる利点がある。洋ランの栽培によく用いられる。