プリンセスドゥモナコ バラ-格調の高い花形と芳香が魅力-イパネマおやじ
プリンセス ドゥ モナコ(Princess de Monaco) は、白地にピンク色の覆輪がはいる半剣弁高芯咲きのバラです。モダンローズの中心的な存在ともいえる、ハイブリッドティー系統の品種です。
白地にピンク色の覆輪が入るバラ
- 花つき花もちのよいバラだが、耐暑性が劣る。
- 暑さに弱いので、暖地では夏になると葉が細くなり、外側へ巻く例もある。
- 新しいシュートの寿命が短いので、水やりや薬剤散布などで樹勢を維持して、新しいシュートの発生を促しましょう。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。
- うどんこ病の防除⇒うどんこ病の発生が多いのは、日中と夜間の温度差が大きくなる、春と秋に発生しやすくなります。
- 栄養バランスの悪い場合も、原因となります。ただし、肥料が不足しているのと、バランスが悪いのとは別の現象です。なんでも肥料を多く与えるのは控えます。
- 病害の発生の原因には、多肥によるものが多いものです。化成肥料だけに頼らず、有機肥料を多く使用するようにしてみましょう。
※ ハーブの手入れや病害虫の防除⇒トップページ「バラの園芸・作業」をクリックしてください。
花つき花もちがよいバラ
- 作出国:フランス
- 作出年:1981年
- 作出者:Marie-Louise (Louisette) Meilland
- 系統:[HT] ハイブリッドティー
- 交配親:Ambassador × Peace
- 咲き方:四季咲き
- 花形:半剣弁高芯咲き
- 花径:大輪(12cm・花弁数34~45枚)
- 香り:中香
- 樹形:半直立性
- 樹高:150cm
- 撮影:生田緑地ばら苑、神代植物公園 2014年5・6月、2015年5月
元モナコ王国王妃のグレース・ケリーに捧げられたバラ
バラ園の風景:晴天の神代植物公園・バラ園にて
園芸メモ・栽培用語:ポリ鉢⇒ポリエチレン製の柔らかい育苗鉢。薄くて丈夫だが、不安定なので箱に入れ隙間無く並べて管理するとよい。