プリスタイン バラ-優れた交配親として多くの名花が誕生-イパネマおやじ
プリスタイン (Pristine) は、白色の花弁の弁端に淡いピンクのボカシが入ります。14cm余りの巨大輪がゆったりと開いて優雅さを感じさせる花になります。
白地にピンク色がほどよくかかる
- シュートの発生が活発で、大株に生長するバラ。
- プリスタインの枝は太くてトゲが大きい。
- 横張り性でボリュームもあるので花壇の後方に配置するのによい。
- 形のよい引き締まった花をつける。
- 枝変わりに白色の「ファンテン・スクエア」があります。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。月間3~4回以上の定期的な薬剤散布は必要。病気に強い品種も月間1回程度の薬剤散布
をしておくことでより順調な生長が促進される。 - 古株の場合、昨年に発生した株には、薬剤散布など早めに3月から防除を始めましょう。
- 特に黒星病の場合は、株全体の風通しをよくする。落ちた葉は、早めに拾って処分する。雨降りにより、病原菌が付着した地表の土からの、雨水のはね上がりを防止するために株元にワラなどを敷いてマルチングをします。
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栽培しやすく初心者にもお勧めのバラ
- 作出国:アメリカ
- 作出年:1978年
- 作出者:William A. Warriner
- 系統:[HT] ハイブリッドティー
- 交配親:White Masterpiece × First Prize
- 咲き方:四季咲き
- 花形:半剣弁高芯咲き
- 花径:巨大輪(14cm・26~40枚)
- 香り:微香
- 樹形:半横張り性
- 樹高:150cm
- 撮影:生田緑地ばら苑 2014年10月
半横張り性の樹形はボリュームがあり花壇が栄える
バラ園の風景:
園芸メモ・栽培用語:アプローチ⇒門や通路から玄関までのスペース。通路の両側に草花や樹木を配して住居全体の演出をするのに適する。