ふれ太鼓 バラ-非常に強健で耐寒・耐病性に優れている品種-イパネマおやじ
ふれ太鼓(Fure daiko)は、花色が黄色からオレンジ色へ、そして赤色に変化していきます。大房になって咲き、花つきのよい品種です。
黄色から弁端より橙に変化して朱色に染まる
- 四季咲き性のクライミング・ローズなのであまり伸長しないが、横に広がり密な樹形になる。
- 満開時は中輪花がまとまって乱れ咲く。
- 寒さに強く、強健なバラです。
- ふれ太鼓の別名はピニャータです。
- 樹高が150cm以上あるが、コンパクトで密な樹形になりやすい。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに強い。2種類の病害に耐病性がある数少ない品種。
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弁端が少し波打つ半剣弁平咲きの中輪咲き
- 作出国:日本
- 作出年:1974年
- 作出者:鈴木省三 氏 (京成バラ園芸)
- 系統:[Cl] クライミング
- 交配親:(Goldilocksの実生 × Sarabande)× Golden Glant
- 咲き方:四季咲き
- 花形:半剣弁平咲き
- 花径:大輪(11cm・花弁数17~34枚)
- 香り:微香
- 樹形:つる性
- 樹高:200cm
- 撮影:神代植物公園 2014年5・6月、2015年5月
ふれ太鼓は寒さや病気に強くて丈夫なバラ
バラ園の風景:
園芸メモ・バラの栽培用語:斑入り(まだらいり)⇒植物の、葉や花に地色と異なる色が筋状やマダラに入っていること。観賞用としての価値は高いが、葉緑素が欠けているため斑入りは一般的に弱い性質のものが多い。