プレイボーイ バラ-フロリバンダ系の中輪花で春の花つき多数-イパネマおやじ
プレイボーイ (playboy) は、オレンジ色で開花すると共に、花弁全体が赤みを帯びてきます。春の開花は、大きな房咲きになり株全体を覆いつくす程の多くの花をつけます。秋の開花は、つける花数も少なくなります。
オレンジ色の花は開花とともに赤味を増す
- 春は大きな房咲きになり、株全体を覆いつくすほど多株の花をつける。
- 秋は数輪の房咲きになり、花もちは普通です。
- 早咲きで、樹勢が強く生長するとコンパクトにまとまる。
- 耐病性は、うどんこ病には弱い。黒星病には強い。
- うどんこ病の防除→月間3~4回以上の定期的な薬剤散布が必要です。
- その他の、うどんこ病に対する注意点は、気温15~25℃になると発生しやすくなる。比較的気温が冷涼で、雨が少なく乾燥した状態や、チッ素肥料のやりすぎで枝葉が茂りすぎたり、密植して日当たりや風通しが悪い環境でも発症しやすくなります。
- 早期の発見と対応ができれば、花弁への影響や葉を切り取るなどの処置を避けることができます。葉に白い斑点を発見したときは、1週間位の間隔で酢(酸性)や重曹(アルカリ性)を薄めた液を散布しましょう。
- 初期段階では、酸性・アルカリ性にするだけで効果があります。ただし、症状が重くなり繁殖が止まらなくなると、うどんこ病になった葉を摘み取り、二次災害を防ぐために強い薬剤を散布する必要があります。
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樹勢が強くバランスよい樹形にまとまる
- 作出国:イギリス
- 作出年:1976年
- 作出者:Alexander M. Cocker
- 系統:[F] フロリバンダ
- 交配親:City of leeds × (Chanelle × Piccadill)
- 咲き方:四季咲き
- 花形:八重咲き
- 花径:中輪(7cm・花弁数8~16枚)
- 香り:微香
- 樹形:半横張り性
- 樹高:100cm
- 撮影:生田緑地ばら苑 2014年10月
春は大房になり株を覆うほど多くの花をつける
バラ園の風景:
- 園芸用語⇒ 一の付く用語
- 一日花(いちにちばな)⇒アサガオやハイビスカスの花のように、1つの花が咲いて萎むまでの寿命が、約1日しかない花のことをいう。
- 一年枝(いちねんし)⇒その年の春以降に出た枝のこと。生じてから1年未満の枝なので、一年枝といいます。まだ翌年の春を迎えて最も若い枝です。
- 一年草(いちねんそう)⇒タネをまいてから1年のうちに花が咲き、実を付け、枯れてしまう草花のこと。
- 春にタネをまいて育てる「春まき一年草」と秋にタネをまいて育てる「秋まき一年草」があります。
- 一番花(いちばんばな)⇒1つの株のうちで最初に咲く花。または、花房のこと。続いて花が咲く順番に「二番花」、「三番花」と呼びます。
- 一季咲き(いっきさき)⇒花の咲く時期が、春なら春だけというように、一つの季節のみしか咲かない性質のと。
- 一歳植物(いっさいしょくぶつ)⇒一般の植物はタネをまいたあと、芽が出て花が咲き、実がなるまでに数年かかります。ところが、ある樹種や品種では、一般のもと比べて生長が早く、1~2年のうちに花が咲き、実がなるものがあります。これらを園芸では「一歳植物」または「一歳もの」と呼びます。