ポンポネッラ バラ-ディープカップ咲きの丸い花弁が可愛らしい-イパネマおやじ
ポンポネッラ(Pomponella)は、コロリとした丸みのある可愛らしいバラです。欧米ではフロリバンダ系統ですが、国内では気候の関係で、クライミング・ローズとして扱うことが多いです。我家の小さな庭に植えていますが、つる性としてオベリスク仕立てにしています。スペースの少ない場所でも、手入れをして樹形をまとめると見ごたえのある花姿になります。
濃桃色のディープカップ咲きのバラ
- 1輪から数輪の房咲きになり、花つき花もちがよいバラ。
- 生育は緩慢で、枝数は少ない。シュートに花をつけ、春の開花以後も繰り返し咲き続けます。
- 低いフェンスやアーチ仕立てにも適するが、木立ち仕立てにして枝を真っ直ぐに伸ばしてもよい。
- 葉は濃緑色の照り葉で、花色が引き立ちます。
- シーズンを通じて繰り返し咲き、性質もよくアーチやトレリスなどに仕立てて楽しめます。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに非常に強い品種で、非常に病害に強い品種です。。
- 病気に強い品種も月間1回程度の薬剤散布をすれば、より順調な生育が期待できる。
リンゴのようなフルーティ香があるバラ
- 作出国:ドイツ
- 作出年:2005年
- 作出者:W. Kordes & Sons
- 系統:[F] フロリバンダ
- 交配親:実生 × Angela
- 咲き方:四季咲き
- 花形:ディープカップ咲き
- 花径:小輪(4cm・花弁数34枚+)
- 香り:微香
- 樹形:つる性
- 樹高:200cm
- 撮影:神代植物公園 2014年6月、2015年5月
シュートの更新が少なく古株に長年花を咲かせる
バラ園の風景:
園芸メモ・バラの栽培用語:ガーランド⇒勝利の花輪または花冠のこと。他には、ドアや窓の周囲を装飾するために、花や木の葉などで輪のように連ねたもの。