ホワイトニュードーン バラ-白色の整形花春の花後も適時返り咲く-イパネマおやじ
ホワイトニュードーン (White New Dawn) は、「ニュードーン」の枝変わり品種です。同じグループにピンク色の「アウェイクニング」があります。いずれもニュー・ドーンと、ほぼ同じ性質です。ホワイト ニュー ドーンは春の花後も、適時返り咲くが花数はすくないバラです。
純白でフンワリとした柔らかい花弁をもつバラ
- 数輪の房咲きで、花つきがとてもよいバラ。
- 遅咲きの品種で、花もちはやや悪い。
- 結実しやすいので、花がらを小まめに切りとります。
- 初期の生育は遅いが、少しずつ樹勢が増して強健になり株を茂らせる。
- 発生するシュートは、柔軟性があり伸長力もある。誘引は易しいが、枝が太くなるまで放置してからの仕立ては、大きなトゲがあり困難になる。
- 耐病性は、うどんこ病には普通。黒星病には非常に強い。うどんこ病の防除のために月間3~4回以上の定期的な薬剤散布は必要です。
- 黒星病に対しての薬剤散布は病害の兆候が現れなければ不要です。
※ バラの病害虫対策や手入れの詳細⇒トップページの「バラの園芸・作業」をチェックしてください。
悪条件に耐え無農薬栽培が可能
- 作出国:アメリカ
- 作出年:1949年
- 作出者:L. E. Longley
- 系統:[Cl] クライミング
- 交配親:New Dawn の枝変わり
- 咲き方:返り咲き
- 花形:丸弁平咲き
- 花径:中輪(7cm・花弁数13~21枚)
- 香り:中香
- 樹形:つる性
- 樹高:300cm
- 撮影:谷津バラ園 2015年5月
ニュードーンの枝変わり品種です
バラ園の風景:春の京成バラ園
園芸メモ・バラの栽培用語:原種⇒品種改良されていない野性の植物。