焔の波 バラ-大輪咲きつるバラで赤色がかった朱色-イパネマおやじ
焔の波 (Hono no Nami) は、つるバラの仲間の中では、春になると最も早く咲き始める早咲きの品種です。
低温だと茶色がかり暖かいとピンク色が強くなる
- 焔の波は花つきは普通、花もちはあまりよくないつるバラ。
- 別名は、Wave of Flame と呼ばれ海外でも栽培されている。
- 環境により花色が微妙に変化して濁りが入ることもある。
- 赤いという表現よりも、赤味の強い朱色で花弁数は13~34枚。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに強い。月間1回程度の薬剤散布をしておけば病害の発生は少ない。
※ バラの手入れや病害虫防除⇒詳細はトップページの「バラの園芸・作業」をチェックしてください。
耐病性があり初心者にも育てやすいバラ
- 作出国:日本
- 作出年:1967年
- 作出者:鈴木省三 氏 (京成バラ園芸)
- 系統:[Cl] クライミング
- 交配親:Spectacular × Aztec
- 咲き方:一季咲き
- 花形:半剣弁高芯咲き
- 花径:大輪(11cm・花弁数13~34枚)
- 香り:微香
- 樹形:つる性
- 伸長:250cm
- 撮影:神代植物公園 2015年5月、2016年5月
焔の波は早咲きで春のシーズンを通して返り咲く
バラ園の風景:横浜市 O氏 宅
園芸メモ・バラの栽培用語:矮化剤(わいかざい)⇒生長調整剤の一種で、葉と葉の間の茎を短縮させ、通常よりかなり異なる低い草丈で花を咲かせるのに用いる。葉や茎に散布するタイプと土壌に混入するタイプがある伸長抑制剤。