マーガレットメリル バラ-カップ咲きで弁端が波打つ中輪花-イパネマおやじ
マーガレットメリル (Margaret Merril) は、すばらしい香りの品種として知られているバラです。濃い緑色の照り葉と、白色の花弁との対比が美しい品種です。
清涼さがある白色のバラ
- 春は数輪の房咲きで、花つきがよく花芯が目立つバラ。
- マーガレット・メリルは秋になると1輪咲きが多くなる。
- 秋は花枝が勢いよく伸長して、半つるになるバラ。
- 樹勢が強く、大型の株に生長します。
- 耐病性は、うどんこ病には強い、黒星病には弱いので定期的な薬剤散布も含めた管理が必要。
- 黒星病の防除⇒基本はマルチングが有効とされています。敷きワラ等を施し雨水などの跳ね上がりを防止しましょう。黒星病の菌は土中に潜んでいます。土中のバラの葉片などに付着して越冬すると考えられています。これが降雨時に土から飛散し直上の葉裏に付着し感染が起こるとされます。
- 落ちた葉はこまめに拾って処分し、発生源をなくします。肥料管理ではチッ素過多にならないよう、バランスの良い肥料やりを心がけます。鉢植えの場合なるべく雨に当たらないようにしましょう。
強いダマスク系の芳香がある
- 作出国:イギリス
- 作出年:1977年に、Jack Harkness が作出
- 作出者:1978年に、Harkness & Co. Ltd が発表
- 系統:[F] フロリバンダ
- 交配親:(Rudolph Timm × Dedication) × Pascali
- 咲き方:四季咲き
- 花形:カップ咲き
- 花径:中輪(7cm・花弁数18~29枚)
- 香り:強香(ダマスク系+ブルー系)
- 樹形:直立性
- 樹高:130cm
- 撮影:横浜イングリッシュガーデン 2014年10月
ダマスク系の強い芳香がある
バラ園の風景:
園芸メモ・バラの栽培用語:葉腋⇒葉の付け根の部分。茎との境めで、脇芽の多くが発生する。