マリアカラス バラ-濃ローズピンク色で半剣弁高芯咲きの巨大輪-イパネマおやじ
マリア カラス(Maria Callas)は、優れた香りをもつクライスラー インペリアルの子孫です。香りの名花といわれた品種の子供だけあって、親譲りの強いダマスク系の芳香があります。耐寒・対暑性が優れていて、とても丈夫で育てやすいバラです。
濃いローズピンクの大輪花
- 世界的に賞賛された名オペラ歌手マリア・カラスの名前を冠したバラ。
- 少し丸味のある剣弁高芯咲きの花姿が艶やか。
- 花つきは普通、花もちがよく花形がくずれにくい。
- 半横張り性の樹形で、ガッチリした丈夫な株になります。
- 耐寒・耐暑性があり樹勢も強いので育てやすいバラ。
- 枝変わりに「つるマリア・カラス」があります。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。月間3回以上の定期薬剤散布を行えば病害の発生は少ない。
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樹勢があり丈夫で育てやすい
- 作出国:フランス
- 作出年:1965年
- 作出者:Marie-Louise (Louisette) Meilland
- 系統:[HT] ハイブリッド・ティー
- 交配親:Chrysler Imperial × Karl Herbst
- 咲き方:四季咲き
- 花形:剣弁高芯咲き
- 花径:大輪(15cm・花弁数26~60枚)
- 香り:強香(ダマスク香)
- 樹形:半直立性
- 樹高:120cm
- 撮影:神代植物公園 2014年10月、2015年5月
花弁が幾重にも重なったフックラとした花形
バラ園の風景:横浜・山下公園のバラ園
園芸メモ・バラの栽培用語:無機質肥料(むきしつひりょう)⇒人工的に合成された化学肥料。水に溶けやすく、素早く植物に吸収されるが、緩効性と速効性に大別される。