ミスアリス バラ-淡いピンク色の中輪サイズでロゼット咲き-イパネマおやじ

ミス アリス (Miss Alice) は、オールドローズの影響を受け継いだ、イングリッシュローズの仲間です。枝葉はよく茂り丈夫な株立ちに生長する品種です。

ミスアリスはシュラブ系統

可憐なソフトピンク色のバラ

  • 苗を庭に植えつける際には、深さ30cm以上の穴を掘って、元肥として骨粉、油かす、化成肥料、牛ふん、堆肥などを混ぜ込んでおきます。
  • 枝が細くて樹高も低いが、強健性で丈夫に育つので花壇の前面に植えると映えます。
  • 花開いてから咲き進むと弁端からベールピンクに変わり、やがて全てが同じ花色になります。
  • 花名は、19世紀にイギリスのロンドン北東部にウォデスドン・マナー(Waddesdon Manor)の庭園を作り上げた、”ミス・アリス・ロスチャイルド”に捧げられました。
  • 樹高が低く、横張り性で茂みになる性質で、ボーダーに適する。
  • 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。
  • 薬剤散布→バラの栽培をする時に、最も悩みが多いのが、うどんこ病と黒星病の防除です。
  • 月間3~4回以上の定期的な薬剤散布は必要。病気に強い品種も月間1回程度の薬剤散布をしておくことでより順調な生長が促進される。

※ バラの手入れや病害虫の対策⇒詳細はトップページの「バラの園芸・作業」をクリックしてください。

ミスアリスはイングリッシュローズです

ミスアリスは四季咲き性です

ミスアリスはロゼット咲きです

ミスアリスは樹高約100cm

ミスアリスは中輪サイズのバラ

バラの仕切りライン大

淡いユリのような香りがある

  • 作出国:イギリス
  • 作出年:2000年
  • 作出者:David Austin
  • 系統:[S] シュラブ(イングリッシュローズ)
  • 交配親:Mary Rose × 実生
  • 咲き方:四季咲き
  • 花形:ロゼット咲き
  • 花径:中輪(9cm・花弁数41枚+)
  • 香り:中香(オールドローズ系)
  • 樹形:横張り性
  • 樹高:100cm
  • 撮影:京成バラ園・2014年10月、花菜ガーデン・2018年5月

ミスアリスは樹高が低めでよく茂るのでボーダーに適する

バラ園の風景:春の京成バラ園にて

京成バラ園の風景

園芸メモ:水挿し⇒植物の増やし方の一つ。挿し木の一種で、切り取った挿し穂を水に浸して発根させる。適温は20~25℃で、水の防腐剤を入れ、適時に液体肥料を施すと、そのまま水栽培も可能。バラの増やし方には、用いることはない。

バラの仕切りライン大