定植する 植物を栽培する場所に植える-イパネマおやじ
定植とは、育苗のために苗床や鉢で育てた植物を、最終的に育てる場所に植え替えることです。
苗や株が生長したら定植します
- 庭や花壇にハーブや花木を植えつける
- 庭や花壇に植えて大きく育て、たくさん収穫しましょう。
- 苗や花木など根の大きさにあわせ、根株のサイズより2回り程度大きな直経、深さに掘ります。
掘り上げた土に、小さいスコップ3杯の湿らせたピートモスを混ぜ8割の土を穴に戻します。
穴の中心に苗を置き、盛り上げ気味に植えて土の高さを調整します。
根茎を傷めないようにポットから取り出す
苗をポットから抜いて、湿らせたピートモスで根鉢を包みます」根がビッシリと張っている時は、ハサミで軽く切ります。そして、根鉢をくずさないように、少し根をほぐします。
根茎を傷めないように取り出した苗を湿らせたピートモスで根鉢を包みます。穴に苗を置き、沈み込まないように、植え付けます。
2~3時間経ったら、軽く根元を押し固め、支柱を立てて2~3ヶ所を留めます。
根元にピートモスやワラ、腐葉土などを敷きつめて乾燥を防ぎます。
※ ハーブの栽培手入れ→トップページ「ハーブ植物の栽培上手」をクリックしてください。
定植した植物の手入れ
花壇に定植した株への水やり→
花壇に定植した株には、植え付け直後と活着するまでは株元に水を与えますが、活着してしまえば原則的には、水やりの必要はありません。
鉢やプランターへ定植した場合の水やり→
鉢植えの場合、水やりのタイミングは鉢を持ち上げてみると分かります。確認のために、まず、タップリと水やりした鉢を持ってみます、ズシリと重いですね。(鉢のサイズによりますが、5号鉢で約500g前後)その後、水を与えていない状態で何日か経って、鉢土が乾いてきたら再度持ってみてください。かなり軽くなっているはずです。この時は、鉢底から水が流れ出すまでタップリと水を与えてください。
水やりの基本と与える時間帯→
水やりの基本は、乾燥を繰り返すことです。用土が乾いて土の粒と粒の間に十分な空気が入り、土の粒が含む水分が減少してから次の水やりをします。水やりは暖かい日の、午前中に行いましょう。夕方の気温が下がってくる頃には余分な水分が抜けていることが必要です。
冬季で気温が低くなると、植物の活動は低下します。乾いたら与えるという原則に変わりはありませんが、水やりは少し控え気味にします。控えるのは水の量ではなく、水を与える間隔で調整します。土の表面が乾いても、少し時間を置いてから与えましょう。