メイのほほえみ バラ-春から秋まで整った花姿で繰り返し咲く-イパネマおやじ
メイのほほえみ (May no Hohoemi) は、数輪の房咲きになり、花つきのよい品種です。樹形はコンパクトで、まとまりがよく鉢栽培にも適しています。樹高は100cm程で小ぶりな株ですが、多花性でたくさんの花を咲かせる品種です。ティー系やフルーティー・ノート系がやや強く出る、強いダマスク香をもつバラです。
強いダマスク系の濃厚な香りを持つバラ
- 数輪の房咲きになり、花つき花もちがよい。
- 春後の、夏から秋への花姿も整っていて鑑賞価値のあるバラです。
- メイのほほえみは、多肥になると花姿がくずれやすいので、寒肥は控えめにして花後の追肥を多く与えます。
- 耐病性は、うどんこ病に弱い。黒星病には普通。定期的な薬剤散布が必要です。
- うどんこ病の防除⇒うどんこ病は、生きた植物にしか寄生しません。植物にカビの菌が住みついて葉っぱが白くなる病気です。
- 5~6月、9~10月頃に発生しやすく、ほとんどの植物が発症する可能性があります。
- カビが繁殖して白くなった部分は光合成を上手く行えないので、放置しておくと葉が枯れ、繁殖した菌が他の植物へ移り被害が悪化します。
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オールドローズとアーリーモダンの特徴を併せ持つ
- 作出国:日本
- 作出年:2012年
- 作出者:佐藤亘 氏
- 系統:[F] フロリバンダ
- 交配親:Ophelia の実生
- 咲き方:四季咲き
- 花形:カップ咲き
- 花径:中輪(7cm・花弁数41枚+)
- 香り:強香(ティー香やフルーティー・ノート系)
- 樹形:半横張り性
- 樹高:90cm
- 撮影:横浜イングリッシュガーデン 2014年10月の青空の日に
コンパクトでまとまりのよい株になる
バラ園の風景:
園芸メモ・バラの栽培用語:ウィーピング・スタンダード⇒枝の柔らかい、つるバラやシュラブ系統のバラを、枝垂れさせて楽しむスタンダード仕立てのこと。