葉 植物にとって重要な光合成を行う-イパネマおやじ
葉の種類は、鱗片葉、苞葉、子葉など形態的にも機能的にも多様です。これらのうち光合成を営む普通葉は、葉身、葉柄、托葉の3つの部分からなり、これら3つの部分をすべて備えた葉を完全葉、葉柄あるいは托葉のいずれか、あるいは両方と欠く葉を不完全葉と呼んでいます。
葉の構造はどうなっているの?
葉身は葉の主な部分で、葉緑体を多くもち、光合成を営みます。葉柄は葉身と茎までの間の部分で、葉身を支え、用水分などの通路となっていますが、葉柄をもたないもの(ツバキ、アオキなど)もあります。托葉は葉柄の基部付近につく付属物で、双子葉植物に多く見られ、針状、葉状などいろいろな形があり、また、エンドウのように大はきく発達しているものもあります。クワやサクラなどでは、葉身がてんかいするまでに、托葉が落ちます。
葉の配列とは
茎につく葉の配列の仕方を葉序(ようじょ)といいます。植物の種類により定まっていますが、生育が進むにつれ変化することがあります。茎の1節に3枚以上の葉がつく場合を輪生、2枚の葉が向かい合ってつく場合を対生、1枚ずつ葉がつく場合を互生といいます。
葉鞘
単子葉植物の、葉の基部がさや状になって、茎を囲むようになっている部分を葉鞘(ようしょう)といいます。
葉鞘(ようしょう)
単子葉植物で、葉の基部がさや状になって茎を取り囲んでいる部分があり、これを葉鞘(ようしょう)といいます。バナナやミョウガでは葉鞘部が重なり合い、茎のように見えます。
その他の香りが年中ある葉
レモンバーベナ、マートル、ムラサキルーシャン、ユーカリ、タイム、ローズマリーなど他にも多くの種があります。
茎につく葉の配列の仕方を葉序といいます。植物の種類により定まっているが、生育が進むと変化するものもあります。
- 茎の1節に3枚以上の葉がつくのを輪生。
- 2枚の葉が向かい合ってつくのを対生。
- 1枚ずつ葉がつくのを互生という。