ラバグルート バラ-深みのある黒赤色で浅いカップ咲き-イパネマおやじ
ラバグルート (Lavaglut) は、優れた弁質で雨などによる傷みもすくなくて、花もちが非常によいバラです。
紅色に黒味が入ったビロードのようなバラ
- 5輪以上の房咲きになり、少し小振りの花をつけます。
- 低性のブッシュ樹形で、花壇が引き締まります。
- 花弁の質がよく、雨などでも傷みにくく花もちのよいバラ。
- 花もちも非常によいので、切り花用としても適しています。
- ほのかな香りもあります。やや遅咲きのバラです。
- 耐病性は、うどんこ病には普通。黒星病には強い。うどんこ病の防除には、月間3回以上の継続した薬剤散布をしましょう。
- うどんこ病の防除⇒うどんこ病は、黒星病とは異なり薬以外の方法で予防することができない病気です。
- 胞子は風で運ばれてバラの新梢で発芽して繁殖します。相性の悪い品種は必ずといってよいほど発症します。
- 病害を防ぐために、日当たりと風通しのよい場所を選び、株間をあけて植えつけましょう。
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綺麗な丸弁咲きで、数輪がスプレー状に開花する
- 作出国:ドイツ
- 作出年:1978年
- 作出者:Reimer Kordes
- 系統:[F] フロリバンダ
- 交配親:Gruss an Bayern × 実生
- 咲き方:四季咲き
- 花形:丸弁半八重咲き
- 花径:中輪(6cm・花弁数26~40枚)
- 香り:微香
- 樹形:半横張り性
- 樹高:90cm
- 撮影:神代植物公園・2014年10月 京成バラ園・2014年5・10月 谷津バラ園・2015年5月
良質な花弁で雨にも強く花もちのよいバラ
バラ園の風景:
園芸メモ・バラの栽培用語:切り接ぎ苗⇒増殖方法の一つ。増殖する品種の枝を、穂木として台木に接ぎ木すること。バラを増殖する上で、最も効率の良い方法なので、市販されている苗の大半は切り接ぎ苗です。台木にはノイバラ(野ばら)が使われることが多い。