ラブ バラ-Gr系統の中輪サイズで房咲きになる-イパネマおやじ
ラブ (Love) は、鮮やかな赤色の表弁と、白色の裏弁とのコントラストが絶妙の花姿です。中大輪の花が、株全体を覆うよう多数の花をつける品種です。
表弁が赤で裏弁が白色の対比が美しい
- 数輪の房咲きで、花つきがよいバラ。
- 少し花の開きが早い、花もちは普通のバラ。
- 花弁数は30~35枚の中輪サイズです。
- シュートが多数発生するが、コンパクトにまとまりがよい樹形になる。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。共に防除のためには、月間3~4回以上の継続した薬剤散布が必要です。
- 黒星病の防除→4月~11月までの気温20~25℃位のときに多発します。葉に墨を滲ませたような3mm程の丸い病班ができたら、黒星病の初期症状です。地面に近い葉から徐々に上に広がり、やがて葉は黄色くなり落葉してしまいます。
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コンパクトにまとまるので鉢栽培にも適する
- 作出国:アメリカ
- 作出年:1977年
- 作出者:William A. Warriner
- 系統:[Gr] グランディフローラ
- 交配親:実生 × Redgold
- 咲き方:四季咲き
- 花形:剣弁高芯咲き
- 花径:中輪(9cm・花弁数26~40枚)
- 香り:微香
- 樹形:半直立性
- 樹高:140cm
- 撮影:相模原北公園・2014年10月・2015年5月 大船植物園・2015年4月 生田緑地ばら苑・2016年5月
グランディフローラ系統で大輪花を咲かせる品種
バラ園の風景:
園芸メモ・バラの栽培用語:強剪定⇒剪定をする際に、最も強く深めに枝を切ること。ハイブリッドティー系統に多く見られ、枝が強く引き締まり、成長力が強い品種ならば強剪定にも耐えることができます。ベーサルシュートは、地上から40cm程度を目安に切り詰めます。