ラプソディインブルー バラ-深みのある青紫色のスパイス香が魅力-イパネマおやじ
ラプソディインブルー (Rhapsody in Blue) は、自立して直立に伸びる枝は、誘引しても切り詰めてもバランスを保って花を咲かせます。
青みの強い赤紫色では美しさの頂点にあるバラ
- 数輪から房咲きになり、花つきがとてもよいバラ。
- 夏の暑さに弱く、高温期になると下部が落葉したり新芽が萎縮して枝の枯れこみが生じることがある。
- 暑さでの衰弱は、秋になって肥料を施せば復活します。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。月間3~4回の定期的な薬剤散布は行いましょう。
- 黒星病の防除→病気に対して抵抗力をつけるために、まず肥料切れを防いで、健全な株の育成を行いましょう。
- 黒星病は、雨のかからない場所では、まず発生しないので鉢植えは、軒下や屋内で管理します。
- うどんこ病の防除→うどんこ病は空気伝染で感染します。
- 黒星病とは反対に、新梢のワックスが厚い部分である生長点に発生します。ワックス部分に薬剤を付着させるために、薬剤に展着剤を混合して希釈します。
枝を誘引しても切り詰めてもバランスよく開花する
- 作出国:イギリス
- 作出年:1999年以前に、Frank R. Cowlishaw が作出
- 作出者:2000年に、Warner’s Roses が発表
- 系統:[S] シュラブ
- 交配親:Summer Wine × {International Herald Tribune × [(Blue Moon × Montezuma) × (Violacea × Montezuma)]}
- 咲き方:四季咲き
- 花形:半八重咲き
- 花径:中輪(7cm・花弁数9~16枚)
- 香り:強香
- 樹形:シュラブ樹形 (直立タイプ)
- 樹高:140cm
- 撮影:横浜イングリッシュガーデン 2015年10月
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日向など温度が高いと花色が褪せ日陰では色鮮やかに咲くバラ
バラ園の風景:
園芸メモ・バラの栽培用語:寒肥⇒草木が休眠期に入る冬の間に施す肥料のこと。気温が上がり、バラや草木が活動を開始する前に行います。適期は、平地の場合で12月~1月、寒冷地では地面が凍る前か、氷が溶ける2月~3月頃に施します。