リオサンバ バラ-橙色から赤色のグラデーションが華やか-イパネマおやじ

リオサンバ (Rio Samba) は、ハイブリッドティー系統の四季咲き品種です。早咲きだが花つきがよく、霜が降る頃まで咲き続けます。

リオ サンバはハイブリッドティー系統

黄色に赤色の覆輪が入るバラ

  • リオ サンバは数輪の房咲きで、花つきがよいバラ。
  • 色彩が鮮やかで、橙色から赤色のグラデーションが華やかな色合い。
  • シーズンを通して、2番花、3番花を咲かせるためには、花後は”花がら切り”を行いましょう。
  • ハイブリッド・ティ系統のバラは、いつも大きな花を咲かせるので株に負担がかかっています。そろそろ花が終わる、という節目ごとに花がらを刈りとって、株を回復させましょう。花がらを放置すると株の栄養を吸収して、余分な負担を掛けることになります。
  • 耐病性は、うどんこ病に弱い、黒星病には普通。月間3~4回以上の定期的な薬剤散布は必要です。
  • うどんこ病の防除⇒ツボミや葉、新芽の一部がうどん粉のような白い粉が着いているのがあったらうどん粉病です。白い粉のようなものは、カビの一種です。
  • ツボミや新芽は萎縮してしまいますが黒星病のように落葉することはありません。しかし、株の生育が著しく衰えるので放置はしないで、発症した部位を取り除き早めの対処をしましょう。
  • 対処薬剤を3日間隔で、3~4回繰り返します。もし病気の拡大が治まらない場合は、感染した部位と込み合っている枝葉をを刈りとって、風通しをよくします。早めの発見をして対処すれば発生後でも、治ることが多いです。ポイントは、風通しをよくして、夕方の水やりを控える、カリ肥料を多めに施すなどです。

リオ サンバは大輪四季咲き品種

リオ サンバの花形は半剣弁高芯咲き

リオ サンバは花径13程の大輪サイズ

カラフルな花色でまるでカーニバルのような賑やかさのバラ

リオ サンバはHT種にしてはコンパクトな樹形

リオ サンバは節間が短くゴツゴツした株立ち

バラの仕切りライン大

コンパクトな樹形で鉢植えにも適する

  • 作出国:アメリカ
  • 作出年:1991年
  • 作出者:William A. Warriner
  • 系統:[HT] ハイブリッドティー
  • 交配親:実生 × Sunbright
  • 咲き方:四季咲き
  • 花形:半剣弁咲き
  • 花径:大輪(10cm・花弁数26~40枚)
  • 香り:微香
  • 樹形:半直立性
  • 樹高:120cm
  • 撮影:京成バラ園・2014年10月 相模原北公園・2014年6月、2015年5月

カーニバルの衣装のような華やかなバラ

バラ園の風景:

春の山下公園・バラ園の風景

園芸メモ・バラの栽培用語:枝変わり⇒何らかの原因で、植物の一部の生長点が突然変異を起こし、本来の品集とは異なった形質を持った枝が発生すること。

バラの仕切りライン大