魅惑 バラ-緑色がかった白地に淡いローズ色の覆輪が入る-イパネマおやじ
魅惑 (Miwaku) は、日本の「バラの父」鈴木省三 氏(京成バラ園芸)作出のハイブリッドティー系統のバラです。白色の生地に淡いローズ色の覆輪が入る半剣弁高芯咲きです。
白地に薄いピンク色の覆輪が入るバラ
- 早咲きで、花つきがよいバラ。
- 四季咲き性が強く、シーズンを通して咲き続けるバラ。
- 魅惑は1988年JRC銀賞受賞のバラ。
- HT種の冬剪定は、芯が茶色になっている枝は根元から切り取る。前年の一番花を2~3節残して切る。
- HT種の冬剪定は、大きな花を咲かせるために樹高の1/2を目安に切り詰めます。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。共に月間3~4回の薬剤散布は必要です。
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弁質が優れていて雨などによる傷みが少ない
- 作出国:日本
- 作出年:1988年
- 作出者:鈴木省三 氏 (京成バラ園芸)
- 系統:[HT] ハイブリッドティー
- 交配親:
- 咲き方:四季咲き
- 花形:半剣弁高芯咲き
- 花径:大輪(10cm・花弁数17~25枚)
- 香り:強香
- 樹形:半直立性
- 樹高:120cm
- 撮影:神代植物公園 2014年10月
少し緑色がかった白地の弁端に、薄いピンク色の覆輪が入る
バラ園の風景:
園芸メモ・バラの栽培用語:育苗⇒人工的な交配など行って、新しい品種をつくりだすこと。育苗をする人を育苗家と呼ぶ。フランスの Meilland、イギリスの Austinなどが有名で一度は目にされたこともあるでしょう。花名は創業者の名前を冠することが多く、法人化されて運営しています。基本的には、ファミリー企業として家業で代々継承している例が多いようです。日本では京成バラ園芸が有名です。