エルフ バラ-セミダブル平咲きで白地の弁端がピンク色に-イパネマおやじ

エルフ (Elf) は、とても強健で育てやすいバラとして広く栽培されてきました。シンプルな平咲きでセミダブルになり花弁数は10枚程です。作出されたのが1945年ですから、古くから親しまれている品種です。

エルフはフロリバンダ系統のバラ

白色の花弁がうすいピンク色と混じる

  • 数輪の房咲きになり、花つきがよいバラ。
  • 古くから(1945年作出)馴染みのある品種で、とても育てやすく強健です。
  • 強健性で、寒冷地でも丈夫に育つ。
  • セミダブルの平咲きになる。枝は剛直で堅くなる。
  • 剪定のシーズンは秋と冬です。夏の剪定は秋バラを咲かせるため、冬の剪定は春バラを咲かせるため作業です。
  • 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。月間3~4回の薬剤散布は必要です。

※ バラの手入れや病害虫の防除⇒トップページの「バラの園芸・作業」をクリックしてください。

3~5輪の房咲きになる

エルフは純白の生地の弁端が薄いピンク色に染まる

寒冷地や寒い環境だと花弁全体にピンク色が濃くなります

半横張り性で枝は太くて堅くなる

バラの仕切りライン大

セミダブルサイズの平咲きで繊細な羽衣のような花

  • 作出国:ドイツ
  • 作出年:1945年
  • 作出者:Mathias Tantau
  • 系統:[F] フロリバンダ
  • 交配親:Swantje × Hamburg
  • 咲き方:四季咲き
  • 花形:セミダブル平咲き
  • 花径:中輪(8cm・花弁数10~15枚)
  • 香り:微香
  • 樹形:半直立性
  • 樹高:110cm
  • 撮影:生田緑地ばら苑 2014年5月

寒冷になるほどピンク色が濃くなる

バラ園の風景:

春の京成バラ園の風景

園芸メモ:パティオ⇒ガーデニング用語で、洋風に作られた庭のこと。(元々は、スペイン風建築で、ロの字形に作られた建物の内側にある、回廊に囲まれた中庭のこと)

バラの仕切りライン大