エンチャンティッドイブニング バラ-濃いラベンダー色の平咲き-イパネマおやじ

エンチャンティッドイブニング (Enchanted Evening) は、耐寒性が弱いので地植えの場合は冬を越せないこともあります。1~5輪の房咲きになり、花つき花もちがよくてトゲも少なく、樹形も低目にまとまるので鉢栽培にもお奨めです。

丸弁平咲きで約7cmの中輪サイズ

神秘的なラベンダー色で丸弁平咲き

  • 1~5輪の房咲きになり、次々と花を咲かせます。
  • 弁芯に近いほど色濃くなり、裏弁がシルバー味を帯びるバラ。
  • 花もちもよく強い芳香があり”ブルー系のバラの香りに粉っぽさとフルーティな甘さのある香り”と評されています。
  • 2009年越後国際コンクールで銀賞受賞のバラ。
  • 耐寒性は弱く、秋に葉を落とすと株の充実ができずに冬を越せない場合もある。寒冷地では防寒対策が必要。
  • 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。秋に葉を落とさないためにも定期的な薬剤散布は必要です。

→手入れ方法や病害虫対策⇒詳細はトップページの「バラの園芸・作業」をクリックしてください

幻想的なラベンダーカラーの弁芯には黄色いシベがのぞく

トゲが少なく低めにまとまるので鉢栽培に向いている

バラの仕切りライン大

開花が進むと平咲きになり花弁の重さで枝垂れ気味に咲く

  • 作出国:アメリカ
  • 作出年:1998年に、Dr. Keith W. Zary が作出
  • 作出者:2008年に、Jackson & Perkins Co. が発表
  • 系統:[F] フロリバンダ
  • 交配親:Cotillon × Blue Bajou
  • 咲き方:四季咲き
  • 花形:丸弁平咲き
  • 花径:中輪(7cm・花弁数17~25枚)
  • 香り:強香(フルーツ系)
  • 樹形:直立性
  • 樹高:110cm
  • 撮影:京成バラ園、谷津バラ園 2014年10月

大房になるとうつむき気味に咲く

バラ園の風景:

港の見える丘公園からの風景

園芸メモ:複色⇒花色が複数からなるもの。花色が変化するものや花弁の裏表で色が異なるもの、弁端に覆輪が入るものなどがある。

バラの仕切りライン大