ドゥフトゴールド バラ-黄色品種には珍しい強い芳香-イパネマおやじ
ドゥフトゴールド (Duftgold) の、春に咲く花は、花弁に切れ込みが入りやすく花弁数は少なくなります。このバラのセールスポイントは、少し甘味のあるダマスク・モダン系の強い芳香があることです。濃黄色のハイブリッドティー系統で半剣弁高芯咲きの大輪花です。
濃黄色で半剣弁高芯咲きのバラ
- 早咲きで、花つきがよく次々と花を咲かせるが、花もちはあまりよくない。
- 春の花は花弁に切れ込みが入りやすく、花弁数が少ない。
- ドゥフトゴールドの別名は、「フレグラントゴールド」とも呼ばれる。
- 黄色品種は香りが少ない品種がほとんどですが、花名が”香る金”という意味のとおり、フルーツ系の芳香があります。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。月間3~4回以上の定期的薬剤散布は必要。感染しやすいが症状は軽く、以前に健全な生育をしていれば衰弱はしませんが薬剤散布は欠かせません。春から秋の生育期は、月間2~3回以上の薬剤散布をすることで順調な生育が期待できます。
直立性の樹形でまとまりのよい株になる
- 作出国:ドイツ
- 作出年:1981年
- 作出者:Mathias Tantau, Jr.
- 系統:[HT] ハイブリッドティー
- 交配親:
- 咲き方:四季咲き
- 花形:半剣弁高芯咲き
- 花径:大輪(10cm・花弁数10~15枚)
- 香り:強香(ダマスク系)
- 樹形:半直立性
- 樹高:120cm
- 撮影:神代植物公園、京成バラ園 2014年5月
ダマスク系の甘い芳香がある
バラ園の風景:
園芸メモ:ハンドペイント⇒花弁に、筆で縞を描いたような模様や刷毛目模様、色模様や白覆輪が入った状態。