オンディーナ バラ-美しい淡青紫色の丸弁平咲き-イパネマおやじ
オンディーナ (Ondina) は、生育状態が良好だと、房咲きになり多くの花を咲かせます。細枝がたくさん立ち上がるが生長は緩やかです。青バラの仲間の中では、とても花つきがよい品種です。
オンディーナは淡青紫色の丸弁平咲き
- 数輪の房咲きで、花つきがよいバラ。
- 生育は緩やかだが、細枝が多く立ち上がる。高温期に下葉が黄色に変わり落葉しやすい。
- 芽吹きが悪い品種なので、夏の剪定は軽めにして、生育に応じて肥料を施しましょう。
- フロリバンダ系は株立ちもよく、適度な樹高なので花壇の中でまとまりやすいバラ。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに弱い。月間3~4回以上の定期的な薬剤散布が必要なバラ。定期的な薬剤散布をしていても発生することがあるので要注意。日当たりと風通しのよい環境を確保するのと、肥料を施し過ぎないようにしましょう。
- 黒星病は、雨のあたる場所で発生しやすい。鉢植えなどは、雨のあたらない軒下や屋内などに置くか、雨が降るときは軒下などへ移動させましょう。4月~11月の間の、気温が20~25℃位の環境で多発します。一度発生すると完治するのに、大変な手間がかかるので、早期に発見して病葉を摘み取り、薬剤を散布します。(3日で3回程度の散布をする)
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夏の剪定時に元肥をすき込んでおく
- 作出国:日本
- 作出年:1986年
- 作出者:小林森治 氏
- 系統:[F] フロリバンダ
- 交配親:{(Tasogare × 実生) × 実生} × Sumire no Oka
- 咲き方:四季咲き
- 花形:丸弁平咲き
- 花径:中輪(7cm・花弁数9~16枚)
- 香り:微香
- 樹形:直立性
- 樹高:80cm
- 撮影:谷津バラ園 2015年5月
夏の高温期は水切れを起こさないようタップリと施す
バラ園の風景:
園芸メモ:葉焼け⇒強い直射日光が原因で、葉や茎が焼けてしまうこと。花色が変色したり、葉の縁から枯れてきたりする。