カリーナ バラ-澄んだ淡いローズ色で褪色無いHT種-イパネマおやじ
カリーナ (Carina) は、ミディアムピンク色のハイブリッドティー系統のバラです。花径は12cm以上にもなり大輪咲きで見栄えのする品種です。花首が長く、弁質がよいので花もちがする特徴を活かして切り花用として広く利用されています。
カリーナは半剣弁高芯咲きで透明感のあるピンク色
- カリーナは弁質がよく、花もちのよいバラ。
- 花茎が長いので切り花に適している。
- 耐寒・耐暑性があり、強健性のバラです。
- 春の開花後に、強めに切り戻すと次々と花を咲かせ続ける。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。月間3~4回以上の定期的な薬剤散布は必要です。
- バラの薬剤散布の一番の目的は、黒点病を防ぐことにあります。黒点病を予防するには、葉裏へきちんと薬剤をかけることがポイントです。薬剤は目的の違うものを数種類あわせて撒くことができます。例えば、黒点病・ウドンコ病などの殺菌剤と殺虫剤を混ぜて一度に済ませることも可能です。
樹勢が強く耐暑・耐寒性に優れている
- 作出国:フランス
- 作出年:1963年
- 作出者:Alain Meilland
- 系統:[HT] ハイブリッドティー
- 交配親:White Knight × (Happiness × Independence)
- 咲き方:四季咲き
- 花形:半剣弁高芯咲き
- 花径:大輪(花弁数・40~50枚)
- 香り:中香
- 樹形:半直立性
- 樹高:170cm
- 撮影:生田緑地ばら苑・2014年10月 神代植物公園・2015年5月
開花後に切り戻すと次々と花をつける
バラ園の風景:
園芸メモ:バラ状果(ばらじょうか)⇒長壺のような形状をした花床(かしょう)が肥大して、内部に複数の痩果(そうか)を含んだ集合果。(バラ、ビワ、ハマナス、ドッグ・ローズ等に見られる)