グラミスキャッスル バラ-ピュアホワイトのカップ咲き-イパネマおやじ
- グラミスキャッスル (Glamis Castle) は、ピュア・ホワイトのカップ咲きで、8~10cmの中大輪咲きになります。都内に住む、お好み焼き大好き友達のFさんが2年前から育てていますが、肥料の加減なのか弱々しい株で花つきがよくありません。
- 行きつけの、園芸店の店長に聞いてみても”え~ッそんなに難しい品種ではないのだけどネェ・・・”とのことで、こりゃFさんの腕不足なの~?、と不用意にもFさんに言ったら、えらく彼女のプライドを傷つけてしまい、半月以上もメール不通の状態になってしまいました。イヤ~バラ好きに対してタブーの発言でした。大いに反省して、お許しをいただき、再び月島のお好み焼き屋さんへ、一緒に出かけることができました。(ホントに口は災いの元ですネ)
パールがかった白色でカップ咲き
- イングリッシュローズの特徴であるピュア・ホワイトの花つきのよさが発揮されたバラ。
- 房咲きになり細い枝にも次々と花をつけるが、弁質が繊細で雨などで傷みやすく花もちはよくない。
- グラミス・キャッスルはシーズンを通して花形の整った美しい花を咲かせる。
- 軽いミルラ香があり、オールドローズの性質を受け継いでいるバラ。
- 低めの樹形でまとまり、トゲの多い小枝がブッシュ状に茂ります。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。月間3~4回の定期的な薬剤散布が必要です。
病害虫の防除対策⇒詳細はトップページの「バラの園芸・作業」をクリックしてください。
コンパクトな樹形にまとまるので鉢栽培にも適する
- 作出国:イギリス
- 作出年:1992年
- 作出者:David Austin
- 系統:[S] シュラブ (イングリッシュローズ)
- 交配親:Graham Thomas × Mary Rose
- 咲き方:四季咲き
- 花形:カップ咲き
- 花径:中輪(7cm・花弁数41枚+)
- 香り:中香(ミルラ香)
- 樹形:横張り性
- 樹高:110cm
- 撮影:東京都世田谷区 F氏宅にて 2016年10月
中大輪のカップ咲きでミルラ系の芳香があるバラ
バラ園の風景:山下公園・バラ園
園芸メモ・バラの栽培用語:油かす⇒肥料の一種。菜種、大豆、綿実などから油を搾った残りかす。特に菜種粕は、窒素5%、リン酸2%、カリ1%を含む良質な有機質肥料です。