モーニングミスト バラ-早咲きでつる性のシュラブ系統-イパネマおやじ
モーニングミスト (Morning Mist) は、シュラブ系統の一重咲きです。短めのつる性のバラですが、比較的大きめの花弁になり開花後は少し薄くなってきます。春先になってバラのツボミが上がってくる季節になると、先陣をきって咲き始めます。
早咲きで他の品種に先駆けて咲く
- 一重の花弁は、銅色を帯びた桃色のツボミをつけるバラ。
- 開花が始まると、次第に色が薄れてくる品種です。
- 中輪咲きにしては、大きめの花弁は花もちがよくない。
- しなやかな枝はトゲが多く、つる状に伸びるので誘引が必要。
- モーニング・ミストの耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに強い。月間1回以上の薬剤散布をするとより順調な生育が期待できる。
※ 病害虫の防除対策⇒詳細はトップページの「バラの園芸・作業」をクリックしてください。
一重咲きのサーモンピンク色
- 作出国:イギリス
- 作出年:1996年
- 作出者:David Austin
- 系統:[S] シュラブ(イングリッシュローズ)
- 交配親:未発表
- 咲き方:一季咲き
- 花形:丸弁一重咲き
- 花径:中輪(8cm・花弁数5枚)
- 香り:微香(ムスク香)
- 樹形:シュラブ(自立 または 小型のつるバラ)
- 樹高:180cm
- 撮影:横浜イングリッシュガーデン 2016年5月
つる状に伸びる枝は、低めのフェンスに誘引すると映える
バラ園の風景:春の相模原北公園
園芸メモ・バラの栽培用語:株分け⇒大きく育った多年草や、樹木の孫生え(ひこばえ)等を、根の付いた状態で分割する栄養繁殖の一種。新しい根が出始める春先か、秋頃に行うが花期が終った後など、植物により適期が異なるので確認してから行いましょう