ムンステッドウッド バラ-濃赤紫色のイングリッシュローズ-イパネマおやじ
ムンステッドウッド (Munstead Wood) は、ダマスク香にフルーツ香を含んだ芳香があります。3~5輪の房咲きになり、濃い赤紫色の花弁はカップ咲きから徐々にロゼット咲きに変化します。
黒赤紫色で外弁の紫色がより濃く染まる
- 数輪の房咲きになり、うつむき気味に咲くバラ。
- 最初はカップ咲きから、少しずつロゼット咲きに変化する。
- 花つき、花もちのよいバラ。
- 枝はしなやかだが、トゲは多い。
- 枝の寿命が長く、古枝になっても花つきがよいので大切に管理する。
- 冬に樹高の半分程度に切り戻すと、まとまりのよい樹形になる。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。月間3~4回以上の定期的な薬剤散布は必要。
※病害虫の防除対策⇒詳細はトップページの「バラの園芸・作業」をクリックしてください。
冬期に樹高の半分程度に切り戻すと樹形が整う
- 作出国:イギリス
- 作出年:2007年
- 作出者:David Austin
- 系統:[S] シュラブ(イングリッシュ・ローズ)
- 交配親:
- 咲き方:四季咲き~返り咲き
- 花形:カップ咲き~ロゼット咲き
- 花径:大輪(10cm・花弁数70~75枚)
- 香り:強香(ダマスク香+フルーツ香)
- 樹形:シュラブ(横張りタイプ)
- 樹高:120cm
- 撮影:横浜イングリッシュガーデン 2016年5月
ダマスク香にフルーツ香を含む芳香がある
バラ園の風景:秋の神代植物公園
- 園芸メモ・バラの栽培用語:寒冷紗⇒化学繊維の不織布や、綿、麻などで粗く織られた布のこと。厚さが薄いので、植物を覆っても、ある程度の日光や風を通す繊維。
- 冬の冷気や強風から植物を守り、夏の強すぎる日射しを遮光する。害虫や鳥類よけにもなることから、無農薬栽培に多く用いられている。