ジアレンウィックローズ バラ-濃厚なピンク色で深いカップ咲き-イパネマおやじ
ジアレンウィックローズ (The Alnwick Rose) の香りは、ほのかにラズベリーの香りがミックスしたオールドローズの香りがします。花名は、イギリスにあるイングリッシュローズの庭で、見事なディスプレイで知られる「アレンウィックガーデン」を作った公爵夫人に因んで名づけられました。
桃色とサーモンピンクの中間色のシュラブ系
- 数輪の房咲きになり、花つきがよいバラ。
- カップのようにふっくらと包み込むように咲く。
- 濃厚なピンク色のツボミは少しずつディープカップ咲きに変化していきます。
- シュートの発生が活発で、枝にはトゲが少ない。
- 秋になると樹形を乱すシュートが出やすいので、株元から切り取るか摘心をして、翌年に花を咲かせる枝にします。
- ジアレンウィックローズの耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。月間3~4回以上の定期的な薬剤散布が必要です。
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ダマスク香にラズベリーの香りの芳香がある
- 作出国:イギリス
- 作出年:2001年
- 作出者:David Austin
- 系統:[S] シュラブ(イングリッシュローズ)
- 交配親:実生 × Golden Celebration
- 咲き方:四季咲き
- 花形:ディープカップ咲き
- 花径:中輪(7cm・花弁数41枚+)
- 香り:強香(ダマスク香+ラズベリーの香り)
- 樹形:シュラブ(直立タイプ)
- 樹高:120cm
- 撮影:横浜イングリッシュガーデン 2016年5月
1~3輪が房状に咲くイングリッシュローズの名花
バラ園の風景:珍しいベッド仕立ての棚(手前の板と竹の部分)
園芸メモ・バラの栽培用語:返り咲き⇒通常の開花時期外にも花が咲くこと。春の開花後に剪定をして、秋の開花を促す。