ピンクプロスペリティ バラ-濃いピンク色の八重からロゼット咲きへ-イパネマおやじ
ピンク プロスペリティ (Pink Prosperity) は、春の花後から秋まで、シーズンを通してサイド・シュートがよく発生します。ピンク色で八重の半剣弁咲きから、やがてロゼット咲きに変わる強健な品種です。
丈夫な幹は分枝が活発で枝数が多く育ちます
- 大きな房咲きになり、非常に花つきがよいバラ。
- 花もちもよく、長い期間にわたり咲き続けます。
- 春の花つきは特に見事で、株全体を覆いつくすほどに咲き乱れます。
- 葉は濃緑色で艶があり、よく茂ります。
- 強健で、半日陰でもよく育ちます。
- 耐病性は、うどんこ病には弱い。黒星病には強い品種です。
- 近縁種
白色で同じく八重の半剣弁カップ咲きで開き始めて、後に平咲きになる「プロスペリティ」があります。この種の枝変わりが、ピンクプロスペリティといわれていますが、交配品種だとする説もあります。
春に咲く花は、株全体を覆う程に多くの小中輪を咲かせます
- 作出国:イギリス
- 作出年:1931年
- 作出者:Bentall
- 系統:[HMsk] ハイブリッドムスク
- 交配親:Marie-Jeannee × Perle des Jardinsの枝変わり
- 咲き方:四季~返り咲き
- 花形:八重半剣弁カップ咲き
- 花径:小輪(4cm・花弁数17~25枚)
- 香り:微香
- 樹形:半横張り性
- 樹高:400cm
- 撮影:京成バラ園 2016年6月
秋に返り咲いた花が初冬まで咲くこともある
バラ園の風景:
園芸メモ・バラの栽培用語:元肥(げんぴ・もとごえ・もとひ)⇒苗の植え付け時に、植え穴をよく耕して混ぜ込んでおく肥料。長期間にわたり、肥料の効果が持続するように緩効性肥料を使います。