ウィンダミア バラ-淡いベージュから純白へ変わりダマスクの芳香-イパネマおやじ
ウィンダミア (Windermere) は、カップ咲きからロゼット咲きへと変化します。7cm程の花は、大房になり花もちがよいバラです。シュートの発生が活発で、次々と花を咲かせる四季咲き品種です。
樹勢が強く株立ちは丈夫で太い枝になる
- 花名は、イギリス北部の美しい湖水地方にある、最も大きなウィンダミア湖に因んで付けられました。
- やや遅咲きだが、花つきはよい品種です。(花つきをよくするために、肥料は通常より多めに施す)
- シュラブ系だがHT種と同じような樹形で、手入れも同様の対応でよいでしょう。
- フックラとしたツボミは、多数の花びらが詰まったカップ咲きになります。
- 枝は太くなるが、トゲは少ない品種です。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに強い強健な品種。(月間1回程度の薬剤散布をしておくことで、より順調に育ちます)
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120cm前後のコンパクトな樹形で、ベランダの鉢植えにもピッタリです
- 品種名:ウィンダミア Windermere
- 作出国:イギリス
- 作出年:2006年
- 作出者:David Austin
- 系統:[S] シュラブ(イングリッシュローズ)
- 交配親:実生 × 実生
- 咲き方:四季咲き
- 花形:カップ咲き~ロゼット咲き
- 花径:中輪(8cm・花弁数80~85枚)
- 香り:中香(フルーツ香にシトラス系のミックス)
- 樹形:横張り性
- 樹高:120cm
- 撮影:横浜イングリッシュガーデン 2016年5月
スッキリしたコンパクトな株姿は温かい地域でもくずれにくい
バラ園の風景:都電荒川線沿線のバラ
園芸メモ・バラの栽培用語:骨粉⇒有機肥料の一つ。動物の骨を加熱・加圧処理して、油分と膠質を除いて粉砕したもの。