ピンクグルーテンドルスト バラ-弁端がカーネーションのようなバラ-イパネマおやじ

ピンクグルーテンドルスト (Pink Grootendorst) は、J.F.グルーテンドルストの枝変わり品種です。ピンク色の花弁の端が、カーネーションのような切れ込みが入る、珍しい花形のバラです。

ピンクグルーテンドルストはハイブリッド・ルゴサ系統

カーネーションに似た桃色の花を咲かせる

  • 10輪前後の房咲きになり、花つき花もちのよいバラです。
  • 花首が短くて大きな葉の上部に座るように開花します。
  • ピンクグルーテンドルストの葉は明緑色で光沢がある。
  • J.F.グルーテンドルストの枝変わりで、性質はほぼ同じです。
  • 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに非常に強い品種です。月間1回程度の薬剤散布をすることで順調な生育が期待できる。

※ バラの手入れや病害虫の対策:詳細はトップページの「バラの園芸・作業」をクリックしてください。

ピンクグルーテンドルストは非常に強健な品種

ピンクグルーテンドルストの樹高は120cmで半直立性

バラの仕切りライン大

樹勢が強く丈夫な枝には大小のトゲがある

  • 品種名:ピンクグルーテンドルスト Pink Grootendorst
  • 作出国:オーストラリア
  • 作出年:1932年作出者:Hazlewood ブラザーズ社
  • 系統:[HRg] ハイブリッド・ルゴーサ
  • 交配親:F.J.グルーテンドルスト(オランダ 1923年)の枝変わり
  • 咲き方:四季咲き
  • 花形:カーネーションに似ている
  • 花径:小輪(3cm・花弁数26~40枚)
  • 香り:微香
  • 樹形:直立性
  • 樹高:140cm
  • 撮影:生田緑地ばら苑 2016年5月

原種のロサ・ルゴラ・ルブラを交配親とする強健種

バラ園の風景:

京成バラ園の風景

園芸メモ:交配⇒次世代を得るために、二種類の品種を人為的に掛け合わせること。

バラの仕切りライン大