シャリファアスマ バラ-淡い桃色のロゼット咲き-イパネマおやじ
シャリファアスマ (Sharifa Asma) は、うどんこ病に弱いので、薬剤散布など手入れを怠らないようにしています。強香種の多いイングリッシュローズの中でも、最も素晴らしい芳香を持つ品種の一つです。
イングリッシュローズの中でも強い芳香を持っている
- 数輪の房咲きになり、すごく花つきがよい品種です。
- ロゼット咲きの花弁は40枚以上で少し乱れて開花します。
- ロゼット咲きになった花弁は、やや花もちがよくない。
- シュラブ系統だが半直立で自立してコンパクトな樹形を保ちます。
- 枝は堅くて丈夫だが細かなトゲが多い。
- 耐病性は、うどんこ病には弱い。黒星病には普通。月間3~4回以上の定期薬剤散布は必要です。
- うどんこ病の対策⇒黒星病とは異なり薬以外の方法で予防することができない病気です。胞子は風で運ばれてバラの新梢で発芽して繁殖します。相性の悪い品種は必ずといってよいほど発症します。原因は葉面の保護層の厚さによるものが原因とされます。
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樹勢が強く四季咲き性で花つきがよい
- 品種名:シャリファアスマ Sharifa Asma
- 作出国:イギリス
- 作出年:1989年
- 作出者:David C.H. Austin
- 系統:[S] シュラブ(イングリッシュローズ)
- 交配親:Mary Rose × Admired Miranda
- 咲き方:四季咲き
- 花形:ロゼット咲き
- 花径:大輪(10cm・花弁数41枚+)
- 香り:強香(フルーツ香)
- 樹形:半横張り性
- 樹高:130cm
- 撮影:花菜ガーデン 2017年5月・2018年5月
不規則なロゼット咲きが個性的な花形になり更に魅力を増す
バラ園の風景:バラとハーブが仲良く咲いている
園芸メモ・バラの栽培用語:側枝⇒植物の主幹(主幹)や主枝(しゅし)から、側面に出る枝のこと。