コンデサデサスタゴ バラ-花弁の表がローズ色裏が黄色のバイカラー-イパネマおやじ
コンデサデサスタゴ (Condesa de Sástago) は、ハイブリッドティー系統で初のバイカラー品種といわれています。7~8分咲きの花色は、ピンク色と黄色の調和が非常に美しいバラです。
スペインで作出されるのは数少なく貴重な品種
- 花名は、スペイン語で”サスタゴの伯爵夫人”の意。(サスタゴはスペインのサラゴサ州にある自治体・町です)
- 直立性の樹形で、真っ直ぐに枝を伸ばし先端に花をつける。
- 花弁の厚みがあり弁質も優れていて雨などの褪色が少ない。
- バランスのとれた株立ちで、樹形が乱れることは少ない。
- 耐病性は、うどんこ病、黒星病ともに普通。月間3~4回以上の薬剤散布は必要です。
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葉は明るい緑色で分枝がよいので数多く茂る
- 品種名:コンデサデサスタゴ Condesa de Sàstago
- 作出国:スペイン
- 作出年:1930年
- 作出者:Pedro (Pere) Dot
- 系統:[HT] ハイブリッドティー
- 交配親:(Souvenir de Claudius Pernet × Maréchal Foch)× Margaret McGredy
- 咲き方:四季咲き
- 花形:丸弁咲き
- 花径:大輪(10cm・花弁数41~55枚)
- 香り:微香
- 樹形:半直立性
- 樹高:130cm
- 撮影:花菜ガーデン 2017年5月
四季咲きで秋の花はオレンジレッド色になる
バラ園の風景:
園芸メモ・バラの栽培用語:窒素⇒肥料の三要素。葉緑素生成に関わる、葉や茎の生育に必要な要素。葉肥(はごえ)とも呼ばれる。窒素ばかりが過剰になると、葉ばかりが茂り花が付きにくくなり、茎が伸びすぎて徒長気味になり、病害虫の被害にも遇いやすい。